ドSな彼らとシェアハウス

シェアハウス０日目 ページ2

それは、私が学校から帰ってきたときのこと。





貴『ただいま』


母｢あ、お帰り。ちょうどいいところに。

　ちょっと言わなきゃいけないことがあるんだけど〜｣





リビングに入ってきた私に、お母さんが声をかける。





貴『何？』


母｢お父さんとお母さんね、明日から出張なの。

　それも海外で３年。かなり長いのよ。

　せっかくだし、旅行もかねてってことでちょっと行ってくるんだけど...』←





待って、なんで出張なのに旅行を兼ねる。

旅行なんて、これでもかってくらい行ってるでしょ。



...というツッコミは置いておいて、黙って話を聞く。





母｢やっぱり、そんな長い間、女の子を一人で留守番させるのも心配でね？

　だからお母さん、









　

　シェアハウス申し込んじゃった♪｣(ﾃﾍｯ←






その言葉を聞いて、しばらく制止する。

そして、意味を理解したところで、『はあ！？』と声をあげる。





貴『なんで？別にしなくていいでしょ！？

　 家事ならお母さん以上にできるし、防犯だってお母さん以上に真面目だし！』←


母｢そんなっ！お母さん泣いちゃうっ！｣←


貴『....きも』(ﾎﾞｿｯ








そのあとなんやかんやあって、←

シェアハウスで他の人と同居することになった。









これは、そんな私とシェアハウスの人たちとの、波乱で甘い日々のお話。

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