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42---EH & You Side (5/5 修正) ページ42

---EH Side

EH「あいつのこと、ドンへのこと好き?」

口に出してしまった。
Aヌナがドンへのこと気になってるのは
オレから見てもあきらかなのに。


ドンへのソロが始まってから
明らかに口数が減ったし
横目にチラッと見るヌナは
少し悲しそうな顔をしていたから。


「えっと…そういんじゃないよ?
だって!!ほら!!それにドンへはソヨンの彼だよー。
ありえないから!!」

笑って大きな声で否定すればするほど
瞳が潤んでいく気がして

EH「ごめん、ヘンなこと聞いて。」

言わせてあげたかった。

ドンへが好きなんだって
心の中でだけ膨らませてる気持ちを
声に出させてあげられたら

そんな悲しい顔しなくてもいいだろ?


「そうだよ、もう!
私はシウォンペンで通ってるんだからね〜笑」


オレ今、
Aヌナのこと抱きしめたいよ。


でもそれは
オレの役目じゃないんだろう。



EH「遅くまでごめん。そろそろ帰るわ。」

時計は0時をまわろうとしていて
オレがソファから立ち上がると
ヌナが玄関まで見送ってくれた。

「本当にありがと。やる気出てきたし楽しかった!」

EH「うん、オレも楽しかったし
ごはんもすごくおいしかった!ありがとう。」

今、少しだけ
見つめ合ったみたいになったのは
オレがAヌナを見ているからで。




EH「…また、明日ね。」

Aヌナの前髪にそっと触れるだけのキスをして
玄関を出た。

これが今できるオレのめいいっぱい。



Aヌナ、オレはずっとヌナの味方でいるよ。







---You Side

私そんなにわかりやすいのかな。

ヒョクの唇が触れた前髪に触れてみる。

おんなじことして帰っていくなんて
どんだけ仲良いの。



そっか。
二人にとっては仲の良いスタイリストのお家に遊びに来て
帰り際にこういうことするのは
何てことないことなんだ、ね。


一人でドキドキしてバカみたい。


「さーお風呂はいろっ!」

明日からはまた仕事に集中しよう。



部屋に散らばったままのDVD。
自分で持ってきてって言ったのに
しばらくは見たくないかも。

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設定タグ:ドンへ , ウニョク , シウォン   
作品ジャンル:恋愛
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saya_*(プロフ) - はじめまして^^ドンへのお話が読みたくて、読ませていただきました~(*^^*)ウネに癒されます♪続きも読ませて頂きますね!素敵なお話ありがとうございます^^ (2015年1月11日 11時) (レス) id: f7fbc8367a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:osakana | 作成日時:2014年3月17日 23時

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