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仕事を終えてスーパーで買い出し。
DVDとかたくさん持ってきてくれてたし
お腹すいてるだろうから
ごはんでも作ってあげなきゃなーって。

忙しくて一人だとテキトーに済ませちゃうことも多いけど
誰かに食べてもらうとなると
ちょっとテンションも上がる。



部屋においしそうな匂いが漂い始めたころ
チャイムが鳴った。


モニターに映っているのは
メガネに帽子のヒョクで
本当に来たんだーって何だか不思議な気持ちになる。


昨日も今日も…私の家はどうなってんだ。


「おつかれさま!」

EH「やべぇ!お腹すいた!!」

ドアを開けるなり鼻をクンクンさせて
ズカズカ入ってくるヒョク(^^;)


EH「いい部屋じゃーん!さすがヌナ!!おしゃれ〜」

部屋に入ってウロウロ歩き回って
うれしそうにいろんなものを見てはしゃぐヒョク…。


あれ、この光景は…笑

昨日のドンへと全く同じことを言って
同じように行動するヒョクがおもしろくて
思わず吹き出してしまった。


EH「ん?」

目をぱちくりさせて?マークを浮かべるヒョクに
私はごめんごめんといって
ソファへ導いた。


盛りつけたサラダとオムライスをテーブルに運ぶと
ヒョクが目を輝かせた。


「ごめん、簡単なのしか作る時間なくて。」

EH「こちらこそ、急に押しかけてごめん笑」

「ちょっと、ね笑 でもありがとう!」



EH「おいしそー!!食べよ、食べよ!!」

そう言うと昨日のドンへと同じようにソファの横をポンポンってするから
私もとなりに腰を下ろした。

おいしい!!プロ級じゃん!!オレと結婚して!!なんて
おおげさすぎるほめ言葉をたくさんもらって
あっという間にお皿をかっらぽにしてくれた。

素直にうれしい。
誰かと一緒にごはんを食べる時間も
こんな風にたくさんおいしいって言ってくれることも。


ヒョクの彼女だったら
いつも笑顔で幸せな気分にしてくれるんだろうなぁ…


なんて思うと
私も自然に笑みがこぼれる。



「そうだ!!デザート…!!

ドンへがたくさん買ってくれたプリンがあるのを思い出して
キッチンに戻って冷蔵庫を開ける。

EH「なになに?」

両手にプリンをとって眺めると
昨日のことを思い出す。

「昨日、ド…」

何だか急にドンへの顔が思い浮かんで
うれしそうに私の口にプリンを運ぼうとする顔が浮かんで
胸がキュってなった。



EH「ドンへ?」

「あ、えーっと、ド…ドーナツ食べたかったんだけど
プリンしかなかったの!!」

苦し紛れの言葉が出てきて
なぜかごまかしてしまった。

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設定タグ:ドンへ , ウニョク , シウォン   
作品ジャンル:恋愛
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saya_*(プロフ) - はじめまして^^ドンへのお話が読みたくて、読ませていただきました~(*^^*)ウネに癒されます♪続きも読ませて頂きますね!素敵なお話ありがとうございます^^ (2015年1月11日 11時) (レス) id: f7fbc8367a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:osakana | 作成日時:2014年3月17日 23時

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