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うーん、どうしよう。この空気。
ちらっとヒョクの方を見ると
笑いをこらえるのに必死みたいで
口パクで(どうしよう!)って言っても
(だいじょうぶ。ほおっておこう笑)って。
ガサガサと紙袋をあけて
買ってきてくれたサンドイッチたちを広げ出す。
EH「ヌナ、どれ食べる?オレはね〜」
ドンへをわざと無視して話し出すヒョク。
何だかかわいそうになって
ドンへの方を見てみる。
まだ窓の外を見てるのかなって思ったら
ちらちらこっちを見ていたのか瞬間的に目が合った笑
「ドンへ、何が好き?先に選んでいいよ?」
DH「オレ、ツナがいい。」
EH「Aヌナ、優しすぎ笑」
何事もなかったかのように戻ってきてサンドイッチを手に取る。
自分で私とシウォンのこと言っといて
勝手に勘違いして
なんかシュンってしてんだもん笑
ちょっと、かわいかった。
「あの、ドンへ。一応言っておくけど…」
ヒョクはソーセージ、ドンへはツナ、私はたまご。
3人でサンドイッチをほおばりながら打ち合わせ…
にはならなくて
ただのランチタイム。
この人たち、暇なの?笑
DH「ん?」
もぐもぐしながらこちらを見る。
「私、シウォンのこと好きとかじゃないから
協力とか…よけいなこと考えないでね?笑」
DH「チューは?してないの?」←
「まだ言うか笑
するわけないじゃん!!」
DH「ふーん^^」
ヒョクはまだ笑いをこらえていて
私はもうなんだかちょっと
((めんどくさい、この人))
なんて思いながら笑
残りのたまごサンドをほおばった。
「明日は午前リハの午後雑誌の撮影とコメント撮りかぁ。
そんなスケジュールがしばらくは続く感じなんだねー。」
スケジュールを確認しながら
どれくらいの衣装を用意してーって
頭の中がお仕事モードに切り替わる。
EH「この撮影、けっこう凝ってていつも
いい感じに仕上げてくれるから楽しみにしてるんだよね。」
「あー、わかる!ここの編集さんのセンス好き!」
ヒョクもお仕事モードになって
2人であーだこーだって言ってると
ズズズー
椅子を片手で引きずって近寄ってきたかと思うと
私にぴったりくっついて
資料をのぞきこんでくるドンへ。
あー、この人はこういう距離感の人なんだね(^^;)
大丈夫かも。
思ってたような感じじゃなくて
ちょっとめんどくさくて
ちょっと子供みたいなとこあって(時々かわいくて)
ドンへのことを知っていくと
昨日まで変に意識していた気持ちはうすれていった。
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saya_*(プロフ) - はじめまして^^ドンへのお話が読みたくて、読ませていただきました~(*^^*)ウネに癒されます♪続きも読ませて頂きますね!素敵なお話ありがとうございます^^ (2015年1月11日 11時) (レス) id: f7fbc8367a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:osakana | 作成日時:2014年3月17日 23時