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そんなくすぶった毎日を変えたのが
ジナオンニが衣装を手がけたあるコンサートだった。



SUPER JUNIOR…。
芸能人に興味のなかった私でも知っているグループ。



たくさんいるメンバーのひとりひとりの個性と
そのメロディーと
たくさんのお客さんを魅了してやまないステージ。


私にはそのすべてがオンニの作った衣装で輝いているように見えた。



オンニはコンサートのあと
すぐに「一緒にやらない?」って言ってくれた。
私は即答した。
オンニが言ってくれる前に
一緒にやらせてほしいってお願いするつもりだったから。





そんな風に私のスタイリストとしての日々が始まった。
元々レディスのドレッシーな洋服を作りたかった私は
迷わずガールズグループの担当を志願した。

最初からジナオンニみたいに大きなコンサートの衣装を手がけられるわけではなかったけど
少しずつメンバーと親しくなって
関係を築き上げて
容貌、ダンス、歌…ひとりひとりの個性を最大限に引き出せる
洋服を選んでステージを作り上げることが
できるようになったんじゃないかなって思っていた。




「私が担当外れるって本当なんですか?」
事務所に戻ると待ってたよってすぐにスタイリストチームのチーフが声をかけてきた。

チーフ「Aに伝えるのが後になってしまって申し訳ないんだけど。
単刀直入に言うとその通りで、
SUPER JUNIORの担当をお願いしようと思ってるの。」

「あの、どうしてですか?
…自分ではすごくうまくいってると思っていたので
ただ驚いてしまって…。
それにずっとレディースのものを勉強してきたので
男性ものの…しかもSUPER JUNIORなんて…。」

私がこの世界に入るきっかけになった人たち。
そこに自分が踏み込んでいく勇気…まだないのかも。


チーフ「そうも言ってられないわよ。
推薦したの、ジナとヒョクだから笑」

え?ジナオンニとウニョクさん?


チーフ「ジナを東方神起の日本の活動の方に専念させたいなーって思って
相談したら『A!!』って即答だったの。
それにAには言ってなかったけど
ヒョクがずっとあなたに興味持ってて、担当じゃなくてもいいから
一緒に仕事してみたいって言われてたの。」

ウ、ウニョクさんが私に興味!?
(//_//)

チーフ「何赤面してんの?意味違うからね笑」

「わ、わかってますよ!!…それはすんごくうれしいですけど。
あの子たちは…。」

チーフ「そんな心配ご無用!!人材はいくらでもいるの!!」

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設定タグ:ドンへ , ウニョク , シウォン   
作品ジャンル:恋愛
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saya_*(プロフ) - はじめまして^^ドンへのお話が読みたくて、読ませていただきました~(*^^*)ウネに癒されます♪続きも読ませて頂きますね!素敵なお話ありがとうございます^^ (2015年1月11日 11時) (レス) id: f7fbc8367a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:osakana | 作成日時:2014年3月17日 23時

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