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「他のみんなは？」
「今日はみんな仕事だけど…何故か夜になると事務所に集まるよ」
アンドロイド保護地区では、皆それぞれ仕事についている。
大先生は保護地区に住む人間を治療する医師。
トントン、ショッピは機械メンテナンス。
コネシマ、チーノは小さな賭場を統括、管理。
ロボロとシャオロンはAの助手として自警団に所属。
そしてゾムは…
「A〜！！！」
遠くから呼ぶ声に目を凝らす。
そこには走り去ったはずのエーミールの運転するバイクの後ろに乗ったゾムの姿があった。
キキッと事務所の目の前に止まると「よっ」と降りてくる。
「早かったねゾム！」
Aを目の前にしてニッと笑うゾム。
毎晩のように事務所に集まってくる彼らだが、ゾムだけは久々に会う。
「仕事はどう？」
「ん〜俺の仕事が順調なのはいいことなんか疑問やけど、まぁやれることをやってるで」
「ゾムさんの働きは本当に見事ですよ」
ゾム、エーミールはアンドロイド保護地区の外で仕事を行なっている。
仕事内容は人にぞんざいに扱われているアンドロイドの救出や元々エーミールが行っている武器や備品などの輸入、輸出だ。
「そっか。久々に会えて嬉しいよ」
Aがそう言うとゾムは満面の笑顔で「俺もやで」と口にする。
ここ数年で本当に丸くなったとAは穏やかな気持ちになった。
「それじゃあ今度こそ私は行きますね」
「エミさん本当に今日は寄っていかないの？」
再びフルフェイスを被り直したエーミールは首を縦に振る。
「ええ、上司のところに行かないといけないので。ヒト使いが荒いんですよ」
「前から気になってるんだけど、エミさんの上司ってどんな人なの？」
Aからの疑問にエーミールは目を細め優しく微笑んでみせる。
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まめ - すごく面白かったです！次回作に期待まってます(*^^*) (4月30日 21時) (
レス) @page35 id: faa4b97585 (このIDを非表示/違反報告)
まめ - すごく面白かったです！次回作に期待まってます(*^^*) (4月30日 21時) (レス) @page35 id: faa4b97585 (このIDを非表示/違反報告)
味鈴(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます。全て読ませて頂いております。お一人ずつお返事できずに申し訳ありません。次回作も更新致しましたら、どうぞよろしくお願いいたします。作品を見てくださり感謝を申し上げます。 (2月25日 23時) (レス) id: 0263eefc6e (このIDを非表示/違反報告)
がきんちょ(プロフ) - 完結おめでとうございます！前作も今作も読ませていただきました！味鈴さんの作品の世界観や設定等とても好きです(*´∇｀*)次回作、楽しみに待ってます！！ (2月19日 15時) (レス) @page35 id: e821c806fa (このIDを非表示/違反報告)
らて - 初コメ失礼します。完結おめでとうございます！このような素晴らしい作品に出会えたこと、完結まで見届けられたことすごく嬉しく思います！設定から世界観、文章表現もとても素敵な作品だと思いました。何度も感情移入してしまいました…！次回作も楽しみにしています！ (2月12日 19時) (レス) id: ec622eb312 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：味鈴
| 作成日時：2023年8月26日 20時
