43.風邪�� ページ43
医務室―
「まぁ！どうしたんですか⁉︎」
頭からずぶ濡れなドラコを見て
マダム・ポンフリーは驚きの声を上げる
『上級生の呪文の水をかけられてしまって…
私は彼が庇ってくれたので大丈夫なんですけど…』
ドラコが濡れちゃって…とクロウは説明する
「でしたら、Mr.マルフォイ。
貴方はとりあえず奥で着替えて来なさい」
そう言い、替えの制服をドラコに渡し
奥へと誘導するマダム・ポンフリー
「どの寮の上級生だったか覚えてますか？」
『たしか、グリフィンドールだったかと…』
赤いネクタイをしていたから…とクロウ
「寮監に報告しておきます」
練習とはいえ、誰が通るかも分からない所で
制御出来ない呪文をするんじゃありませんと怒っている
「あら、少し熱が出ているわ…
相当冷たい水をだったみたいね
悪化するといけないから今日一日は休養です」
着替えて来たドラコの様子を見て
マダム・ポンフリーはそう伝えベッドの準備へと向かう
『ドラコ、ごめんなさい…私を庇ったから…』
「クロウにかからなかったから大丈夫だ
それに、フィデスにかかるのもマズいだろう？」
眉を下げるクロウにドラコは大丈夫、と声を掛ける
『うん…ありがとう、ドラコ』
「どういたしまして」
そして、ドラコはマダム・ポンフリーに呼ばれる
『また、時間が空いた時にお見舞い来るね』
そう言い残し、クロウは医務室を出て行った―
フィデスと図書室へと向かっていると、廊下で３人と出会う―
「「クロウ！」」
『あら、ハリーとハーマイオニー、ウィーズリーじゃない』
いつもの３人ね、とクロウは笑い掛ける
「君が制服を着崩してるの初めて見たけど、どうしたの？」
ローブを着ていないクロウを見てハリーは問う
彼女とドラコが制服を着崩している所を
一度も見たことがないからだ
『ドラコに貸してるの』
「え？」
その言葉に３人は驚く
『貴方達の寮の上級生が呪文の練習をしてて、
それがたまたま私達が歩いてる所にかかっちゃって
私を庇ってドラコが濡れちゃったのよ』
今、医務室で休んでるわ、とクロウ
『私は図書室で勉強するから、じゃあね』
そう言い、クロウとフィデスは3人と別れる―
「マルフォイってそんな事出来るんだな」
あんな人に嫌味しか言わない奴だぞ？、とロン
「マルフォイとクロウは仲良いもんね」
大体いつも一緒にいるから、とハリー
意外な一面ね、とハーマイオニーも肩をすくめる
3人の中のイメージが少し変わった瞬間だった―
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kurou(プロフ) - みのさん» コメントありがとうございます。私の認識として未婚女性や小さい女の子はMissで、既婚女性はMs認識だったのでそうさせて頂いております。読み難かったり、キャラ設定的に可笑しければご指摘下さい…御了承していただけたら嬉しいです🙇🏻♂️ (2022年1月8日 15時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
みの - Miss じゃなくて Ms ですよ (2022年1月8日 14時) (レス) @page3 id: 3fa2f8469e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月12日 19時
