35.ホグワーツ特別功労賞 ページ35
「ハリー！ジニー！」
ロンは3人に気付き、名前を叫ぶ
ロックハートは気絶して倒れている
『入口からは出られないわね…
あ、そうだわ。“フェラベルト”』
フォークスと天井から見える夜空を見て
クロウはロックハートをゴブレットに変えた
「何やってるんだ、アイツ…」
「僕にもさっぱり…」
ロンとハリーは何をしてるのか分からず首を傾げる
『フォークス、おいで
ほら、ジニーとそこの2人も。ここから出るわよ』
クロウはフォークスにゴブレットを咥えさせ、
フォークスの足にそれぞれ捕まる様、促す
『捕まったわね？フォークス、お願いね』
クロウがそう言い、フォークスの頭を撫でると
フォークスは天井に開いた穴から外へと飛び立つ
ﾊﾞｻｯ
「凄い！」
『不死鳥は凄く重い物も運べるのよ』
感激する三人にクロウは説明する
ｻﾞｯ…
『フォークス、ありがとう』
フォークスは4人を校長室前の坪庭で降ろし
ゴブレットを咥えたまま何処かへ飛んで行く
すると、廊下の方からフィデスが来る
ｷﾞｭｯ
『フィデス！…本当に貴方は良い子だわ！』
フィデスを抱き締め、クロウは記憶を見る
そして、賢い子だわ、と褒め称える
『ジニー、フィデスと共に医務室に行きなさい
貴女はすごく疲れているだろうから』
フィデス宜しくね、とクロウが言うと
フィデスはジニーを連れて医務室へと向かっていく
『さぁ、2人ともダンブルドア先生とお話よ』
「でも、ダンブルドア先生は…」
2人はクロウの言葉に困惑する
ダンブルドアは2人の目の前で停職命令を下されたのだ
『じゃあ、確かめると良いわ』
そう言い、クロウは2人と校長室へと入っていく
校長室に入るとそこにはダンブルドアが戻って来ていた―
『お久しぶりですね、ダンブルドア先生』
「君の父上のお陰じゃ」
クロノスがルシウスから脅されていた理事達を
説得して、停職命令を取り下げさせたのだ
そして、ロンとハリーに前に来る様にと促す
「分かっているとは思うが、君達2人は
ここ数時間で10以上の校則を破ったのじゃ
退校処分たる証拠もあるぞ、そこでじゃ
以上を踏まえて3人にホグワーツ特別功労賞を授与する」
「「嬉しいです…‼︎」」『光栄です』
３人にダンブルドアは誇らしげに言う
ﾌﾗｧｯ
「クロウ！」
クロウがいきなり倒れてしまったのだ
「凄い高熱じゃ…
ロン、クロウを医務室にこんではくれんかの
ハリーとは少し話をせねばならん」
「分かりました」
校長室を出て、医務室へと向かって行く―
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kurou(プロフ) - みのさん» コメントありがとうございます。私の認識として未婚女性や小さい女の子はMissで、既婚女性はMs認識だったのでそうさせて頂いております。読み難かったり、キャラ設定的に可笑しければご指摘下さい…御了承していただけたら嬉しいです🙇🏻♂️ (2022年1月8日 15時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
みの - Miss じゃなくて Ms ですよ (2022年1月8日 14時) (レス) @page3 id: 3fa2f8469e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月12日 19時
