50.1年生最後の日 ページ50
「さぁ急げ、遅れるぞ！
もうすぐ汽車が出る！みんな急げよ！」
ハグリッドが叫ぶ
ｼｭｩｩｩ
ホグワーツ特急が出発する―
「もう1年たったんだ…早かったねー」
「そうね、あっという間だったわ」
アミーとパンジーも一緒にコーパメントに座る
セオドールとドラコも一緒だ
『休暇が明けたら2年生だものね』
女子三人は楽しそうに話す
「俺もう疲れてきたんだけど」
「寝るなら置いてくぞ」
欠伸をするセオドールに呆れ顔のドラコ
「クロウの髪型、可愛い！」
『今日はちょっと暑かったから
アミーもしてみる？』
クロウはそう言うとアミーの髪もセットしていく
彼女はいつもは肩くらいの髪をハーフアップしているが
今日はポニーテールにしている
「わぁ！可愛い！ありがとうクロウ！」
『どういたしまして。お揃いね』
にこにこと楽しそうにする2人
「この編み込みもクロウがやってくれたのよ」
「良いなぁ！」
『また今度やってあげるわ』
パンジーの髪型のセットもやってあげた様で
3人で盛り上がっている
「そういえば俺クロウの親、見たことないかも」
セオドールがふと口に出す
「あら、名前くらいは聞いたことあるでしょ」
「そりゃ2人とも優秀な魔法使いだからな
でも、顔は見たことないし、会ったこともない」
パンジーにそう言われ、セオドールは応える
『そういえば、ドラコ以外は直接会ったことないわね』
その言葉に3人はドラコの方へ視線を向ける
「ご両親ともクロウに似てるぞ」
ドラコはあっけらんとして言う
そして駅へと着き、生徒達は降りて行く―
パンジーとアミー、セオドールはワクワクしてる様子
『お父様！お母様！』
クロウの両親がやって来る
「おかえり、クロウ。ドラコもおかえり」
「あら、この子達はお友達かしら？」
クロノスは2人の頭を撫で、アリアはクロウを抱き締める
「お母さん綺麗ね…クロウそっくり」
「わぁかっこいいわ」
「良いとこどりって感じだな」
3人は挨拶を済ませ、個々に感想を言っていく
『じゃあ、また』
クロウは両親と共に帰って行く
「似てただろ」
ドラコはぽけーとしている3人に言う
「お母さん、すごく美人だった！クロウもああなるのかな…」
アリアのことを言うアミー
「お父様は凄くお顔が整っていて背も高かったわ…
クロウはお父様譲りの黒髪なのね」
パンジーはクロノスが気に入った様だ
「納得した」
親のいいところ全て詰め込んだらアレになるのか、とセオドール
そして1年生として最後の日を終えた―
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kurou(プロフ) - 飴雨さん» いえ、こちらこそありがとうございます🙇🏻♂️そのお言葉を励みにがんばります🙏 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - kurouさん» そうだったんですか！謎が解けてスッキリしました！😁この作品凄く好きなので更新楽しみにしてますね！👍 (2022年3月22日 21時) (レス) id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
kurou(プロフ) - 飴雨さん» お褒めの御言葉光栄です🙏敬称についてなのですが、私の中で未婚女性や少女はMiss.〇〇認識でして、そうさせていただいていました。お気に召されなかった様でしたら申し訳ありません… (2022年3月21日 7時) (レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - すごく文が分かりやすくて面白かったです！少し気になったんですけど女性の敬称は〔miss.〇〇〕ではなくMs.〇〇だと思います！😯 (2022年3月21日 0時) (レス) @page22 id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月4日 15時
