24.飛行訓練�� ページ24
あれからフーチ先生とハリーが戻って来て授業が行われ、
アミーはパンジーとセオドールに教えて貰いだいぶ上達していた
「じゃあ、先戻ってるわね」
授業が終わり、パンジーは
アミーとセオドールと共に先に練習場を後にする
クロウはフーチ先生に許可を貰い、練習場を貸りて残っていた
「君にしては意外だったな」
そう、ドラコが言う様に
なんでもそつ無くこなすクロウには意外な苦手科目だったのだ
『魔法動物に乗って飛ぶのは好きなの
でも、箒に身を任せて飛ぶのがちょっと…』
不安そうに眉を下げるクロウ
ｽｯ
「ほら、乗って」
『え？』
ドラコが自分の箒の後ろに乗る様、促す
クロウは拍子抜けた様に返事をする
「まずはその恐怖心をどうにかしなきゃだろ
僕が操縦するから大丈夫だ」
『うん…』
不安そうにドラコの後ろへと跨るクロウ
ﾌﾜｯ
『っ！？』
浮遊感に驚いたのかドラコの背中に思い切り抱きつくクロウ
「ちょっと飛んでみるか？」
『…うん』
ドラコは前を向いたままクロウに問い掛ける
クロウはまだ恐怖心が残っているのか声に不安が混じる
ﾋｭｯ
「どうだ？」
『凄いわドラコ！安定してて全く怖くない』
先程の不安な声とは裏腹にｷｬｯｷｬｯと楽しそうな返事が返ってくる
「そうか、そりゃ良かった」
『ドラコのお陰で安心するの！ありがとう』
クロウがそう言うとドラコの耳は赤く染まっていた
ｽｩｩ
暫く飛び、ゆっくりと降りてくる2人
「感覚を忘れないうちにやってみたらどうだ？」
『そうする！』
ﾌﾜｯ
『ドラコ、飛べたわ！凄い！』
授業中は戸惑って出来なかったスタートもすんなり出来ている
「あぁ、クロウなら出来ると思ってたよ」
ドラコはｽｲｽｲと軽やかに飛ぶクロウを見て微笑む
『…‼︎』
クロウはその表情に少し顔を赤らめた
それから2人は時間が許す限り、練習をした
そして、日が暮れ、辺りは暗くなって来る―
「そろそろ行こうか」
『うん、今日はありがとうドラコ』
「君の頼みなら何でも聞いてやる」
2人はそのまま仲良く練習場を後にし、大広間へと向かっていく
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kurou(プロフ) - 飴雨さん» いえ、こちらこそありがとうございます🙇🏻♂️そのお言葉を励みにがんばります🙏 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - kurouさん» そうだったんですか！謎が解けてスッキリしました！😁この作品凄く好きなので更新楽しみにしてますね！👍 (2022年3月22日 21時) (レス) id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
kurou(プロフ) - 飴雨さん» お褒めの御言葉光栄です🙏敬称についてなのですが、私の中で未婚女性や少女はMiss.〇〇認識でして、そうさせていただいていました。お気に召されなかった様でしたら申し訳ありません… (2022年3月21日 7時) (レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - すごく文が分かりやすくて面白かったです！少し気になったんですけど女性の敬称は〔miss.〇〇〕ではなくMs.〇〇だと思います！😯 (2022年3月21日 0時) (レス) @page22 id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月4日 15時
