【D!】ダメ人間と堕天使執事【tn】 (ページ35)

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○ ページ35

＿＿宿主視点＿＿

主「あーあ、行っちゃった」

黒いローブを羽織り、また出掛けて行ったA様

にしても、トントンさんと喧嘩かぁ……………

どうせ此処にも電話とか掛かってくるだろうなぁ

ロボロさんに作って貰ったスマホを弄る

まだ他の客は起きてないし、ゆっくり準備するかぁ

トントンさんには少し申し訳無かったけど、これが切っ掛けにくっついたらいいなぁ

ま、大先生に頼まれたって言ったらどうせ大先生が怒られるんだろ

野菜を洗いながらそんな事をぼーっと考えていた

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暫く準備していると、予想通り、スマホが音を立てて揺れる

主「あ、こんにちはー、ぴくとでーす」

Ut「あ、ぴくとさん！そっちにA来てないっすか？」

少々焦っているのだろう、大先生が隣から圧を掛けられている気がする

主「来ましたよ～、今祭りに行ってるんで祭りの方に行ったら会えると思います」

出来るだけ簡潔に！という注文に応え、簡潔に述べる

Ut「有り難う御座いますぴくとさん！！！一生着いてくッス！」

では！と言いながら電話がきれる寸前に、銃の音が聞こえたが、果たして無事なのだろうか

まぁゴキブリ並みの生命力あるからって言われた事あるし、大丈夫だろう

要らない心配だったな～、と呟きながら、また、準備を再開した

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