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＿＿tn視点＿＿
Gr「成る程、つまり捜査に協力してくれると」
Kn「当たり前やないですかぁ！！！兄貴ぃ！！！！！」
隣に居る大先生の肩を組みながら、アーハッハッハッ！と笑う姿は何処か嘘臭い
コイツの事や、Aを見つけても野放しにして様子見るんやろうな
そうなったら結末は一目瞭然。
Aは一生帰ってこないだろう
一方、肩を組まれている大先生は、相変わらずヘラヘラと笑いながら煙草を吸っている
まさか自分の一言がここまで人に影響を及ぼすとは思っていなかったのだろう、少し動揺しているのが見てとれる
Tn「じゃあ俺は、城下町とかそこら辺見てくるわ」
なんかあったら一番危なそうやし
そう言うと、皆それぞれ探す場所を言っていく
Ht「それじゃあ、俺は大ちゃんと一緒の所行くね」
Ut「え〜げどちゃんも来んのぉ〜？」
Ht「何か悪ぃか？」
あ"？と鬱を脅している、らんらんの方に目を向けると此方の監視は任せろ、といっていた
頼もしい限りやなぁ
チラリとコネシマの方を見れば、グルさんに捕まって、俺等も一緒に行こうぜぇ〜！、と絡まれている。お前はグルさんにだけは忠犬やもんな
そんな光景を俺とエミさんは眺めている
うずうずしている俺を見てか、エミさんは口を開いた
Em「トントンさん、先に行ってもらって構いませんからね」
どうせ、グルッペン様も早く追い掛けると思うので
Tn「有り難うな、エミさん」
その言葉を聞いて、行ってくるわ、と声を掛ける
外に出たこと無いんやからな、Aは
今頃どうなっているのか、心配で心配で堪らなかった
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作者名：油揚げ狐(神南人) | 作成日時：2020年9月15日 8時
