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午前のお話 ページ1
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今日も空は快晴。雲ひとつなく青々としている空を見ながら、私はその場に仰向けに寝転んだ。
「A〜、久しぶり〜」
特にすることもなくぼんやりとしていると、彼氏であるロボロの声が聞こえて慌ててで体を起こした。
その何も変わらない姿を久しぶりに見て、頬が緩むのを感じる。
「久しぶりやなぁ、元気にしとった?」
「うん、ロボロこそ」
ロボロはそれなら良かったと呟き、そっと私の前に腰を下ろした。
「今日はな、昔の思い出話をしに来たねん」
「え、私達が出会った時の話…?」
それだけは恥ずかしい。勘弁して言うのにロボロは話し始めてしまった。
…聞くしかないのか。
諦め半分で思い出に浸るように、愛しい人の声を聞きながら、そっと目を閉じた。
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作者名:雪うさぎ | 作成日時:2019年5月11日 21時