【おそ松さん】妹さん、兄達から愛されすぎて困る。

妹さん、喜ぶ。 ページ4

ガチャ

「ただーいま。」


お兄ちゃん達が帰ってきた。



ガラッ


「A〜、ってえ！？どうした！？誰に泣かされた！？」


居間に入って私の姿を見るなり慌て出す元凶。


「っざ、けんな！お前、だ！うぅ、ひっく…、」



「え？A！？あちゃ〜、やりすぎたか〜、」


次に部屋に入って来たチョロ松兄さんがそう言った。


「やり、すぎた…？」


「そう、ごめんね。A。今日の全部ドッキリだったんだけどね。まさかここまで泣くとは思わなくて。」


「……じゃあ、お母さんに怒られたのも、すき焼き没収されたのも…？」


「うん。…A本当にごめんね！」


いつの間にか集まっていた六つ子全員が、いまだに縛られている私の前で土下座をした。



「…お兄ちゃん達、許さない。」


「…！」


「私だけ仲間はずれとか、許さないんだから…！」



そしてまた溢れ出す涙。



「…A！大好きー！」


「寄るなクズ。」


そう言って私はおそ松兄さんを蹴った。


「酷くない！？」


「貴様が私にした仕打ちの方が酷い。」


「うっ…、」


「本当にごめんねA。今日は誕生日でしょ？だからケーキ買ってきたんだー！」


そう言ってケーキの箱を見せたトド松兄さん。


「トド松兄さん好きー！」

そして私はトド松兄さんに抱き…つけないからタックルした。

「ｸﾞﾌｯ」

「おいトド松ずるいぞ！！」

「何が！？」




そんなこんなで今日は私の誕生日。

ドッキリはきつかったけど、皆と食べるケーキはとっても美味しかったです。あれ、作文？

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