【おそ松さん】妹さん、兄達から愛されすぎて困る。

妹さん、泣く。 ページ3

兄達が銭湯に行って数十分。

私は餓死と戦っていた。


思えばこの数十年、色んなことがあったなぁ。
……私は、もう死ぬのか。この若さで。
あ、でも、この美しさを保ったまま死ねるってのはいいな。



そんな時、ふと兄達の食べ残しを覗いてみる。
ちなみに足にも紐が結ばれてるのでテーブルの鍋の中を見るのも一苦労。


………残ってないじゃん！なにこれ！は！？妹に食わせる飯は無いってこと！？



……うぅ、期待したのに…。期待したところで無いってのは分かってたけど期待したのに…。




ギュルルルルル


その瞬間、また鳴いた私のお腹。


うぅ、お腹が空き過ぎて力が出ない。
〇ン〇ン〇ーン、顔くれ。腹減った。もう死ぬ。
ていうかこの〇の付け方すると何か卑猥に見える…あ、私の心(作者)が汚れてるからか。





……兄さん達、早く帰ってこないかな。

…寂しいな。

…お腹空いたな。



そんな事を考えてると、自然と目から汗が。
くっ…、このAちゃんが目から汗を出すなんて。

決してな〇だとは言わないよ。私のプライドが許さないからね。いい？〇みだだよ？わかった？




……はぁ。私さ、今日誕生日なんだよ？突然爆弾発言するけど。後さ、家族みんな忘れてるよね。


誕生日なのにこれって…、この扱いってあんまりでしょ…。



…あれ、目から汗が止まらない。



涙でガムテープが取れてきた。
そして完全に取れた時、私のいたいけなお口が解放された。



「うぅ…ひっく…、うぅ、」


……早く帰ってきてよ。馬鹿お兄ちゃん達。


うさぎさんが待ってるよ。



ガチャ

「ただーいま。」



お兄ちゃんが帰って来た。

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