夏祭りにて ページ1
斉木視点
やれやれやっとアイツらを巻けた
全く夏祭りが嫌いになりそうだ
さて
他の財布は返せたが
この財布だけ余った……
ー斉木の手には黒い皮製の財布がー
まぁいいそれよりもりんご飴を……!!
無い!!
僕のりんご飴はどこに……!
まさか…今まで何で気づかなかったんだろう
後ろを振り返ると案の定
『(やれやれやっと気づいたか)』ボリボリŧ‹”ŧ‹”
やはり
『(最初からついて行ってたんだぞ)』モグモグ
りんご飴返せ
『(財布先に返せよ)』
これはAのか
ほら
『(どうもじゃ新しいりんご飴あげるよ)』
元々持ってるなら奪うな
『(にしても兄さんが友達作ってたのは以外だな)』
見てたのかアイツらは友達じゃない
勝手についてくるだけだ
『(あっそうですかハイハイ分かったから睨むなって)
やれやれ……A
『(ハイハイ)』モグモグ
たまには家に帰ってこいよ
『(……)』
母さん達が心配してるからな
まぁ僕は帰るよ
『(その事だが)』
??
『(あぁ人が多くて心読めなかったな)』
『(私兄さんの学校に転校するよ)』
はぁ!!
『(母さんから聞いて無かったか?)』
『(まぁいいシマまとめたらすぐに家帰るから)』
おい、ちょと待て
『(じゃ)』シュ
……逃げられたか
やれやれまた面倒なことが始まりそうだ
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モチ作(プロフ) - 気づきませんでした!ぽんさん注意ありがとうございます! (2021年4月22日 15時) (レス) id: 79b425a4ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モチ作 | 作者ホームページ:http://AA96
作成日時:2021年4月21日 21時