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「藍沢...頼みがある」
金丸と廊下を歩いている途中、降谷に呼び止められたA。
「ん？どうした降谷」
「...べ、勉強を、教えて...」
沢村が金丸に勉強を教えてもらっているのでも見たんだろう降谷は、凄く言いたくなさそうに言う。
そんな降谷に凄くいい笑顔でAは言った。
「うん、無理！」
.
「え...」
断られると思ってなかったのか、オロオロし始める降谷。しかしAも今回ばかりは他人に教えている暇がないのだ。
「意外だな。いいって言うと思った」
「俺もヤバイんだ」
ちなみに特待生が成績が落ちてしまったら、追試を受けいい点数をとる必要がある。
そこでいい点数をとらないとこれからは学費を払わなければならない。
「嘘つけ新入生代表」
「うるせー、入学当初は良かったんだよ。金丸は沢村に教えているんだろ？」
「あれのヤバイとお前のヤバイは絶対違う。酷すぎる」
「ははっ、ファイト金丸」
青道の野球部はテスト前だからといって部活動が停止になることはない。
部活が終わり、部屋に戻ったAは眠くならないうちに、と勉強を始めた。
「なぁ、ゲームしようぜ？」
「勉強してるんで邪魔しないでください」
「テストなんて授業聞いてればどうにかなるだろ」
「ならないから勉強してるんです」
「すいませんが、本当に邪魔しないでください」
「藍沢が、冷たい！！」
＿＿＿
この学校は昇降口のところの掲示板にテスト上位100人の名前が張り出される。
「藍沢、6位じゃねーか。何がヤバイだ」
御幸は最近全く構ってくれないあげく、対応が冷たかったAの名前が太い文字で示されているのを見て呟いた。
10位までは太字である。
「ヒャハハ、頭良さそうだもんなあいつ」
横にいた倉持が笑う。
新入生代表をAがつとめていたことは知らない二人だが、普段のAからバカではないと判断していた。
噂をすれば。
金丸と廊下を歩いているAを見つけた。
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グリム(プロフ) - 最っ高におもしろくて凄くはまりました。更新待ってます。 (2023年3月21日 9時) (
レス) id: 66f712e8a8 (このIDを非表示/違反報告)
海遊良(プロフ) - もう続きはないのかもしれませんが、更新待ってます (2020年1月3日 10時) (レス) id: b718c21f60 (このIDを非表示/違反報告)
しおん(プロフ) - 更新待ってます！ (2019年2月24日 8時) (レス) id: ca37833d14 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - 頑張ってください。続き楽しみにしています。 (2017年11月6日 23時) (レス) id: 347852fa7e (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - 更新お願いします……。いや、ほんと、マジで。続きが早く読みたいです更新停止中ってなんですか！中途半端過ぎですよ〜！読みたい読みたい読みたい読ませろ読みたい読ませて読みたい…… (2017年4月3日 11時) (レス) id: 9d198da762 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トリ x他1人 | 作成日時：2016年2月20日 8時
