バスケをやめた俺は。3 [男主]

93 貴方side ページ13

期末テストのため、更新が遅れました！申し訳ありません！
また受験生になるため、更新がこれからも遅くなると思います。ご了承下さい。

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「今やっと認識できた。影うっす！！」

「さっきは当たってしまってすいませんでした」

「あ、こちらこそ...」


そんな噛み合ってない会話を御幸先輩と黒子がし、降谷が不思議なものを見るように黒子に触る。

そんな様子に思わず笑ってしまう。


「僕は黒子テツヤといいます)

「Aくんとは同中で、とても良くしてもらいました。同じ高校なのが羨ましいです」

「しかも寮の部屋が一緒なんだぜ」

「何でも、し放題ってことですか？！」

「羨ましいか！そうだろそうだろ！！」



......。

あれ、彼ら、こういうこと言う性格だっけ...？

あれれ...



まだまだ続きそうなこの会話に止めようと、俺はさっきから疑問に思っていたことを口にする。



「そういえば黒子一人か？」

「いえ、火神くんが迷子で」


そういう場合は迷子っていうのだろうか。

黒子は全く困った様子もない。

まぁ黒子は影が薄いから良くあることなのかもしれないし、もともとこいつはそういう性格だ。


「...ってあれ？」

「どうしたんですか？」

「あの、御幸先輩、沢村って...」

「沢村？沢村なら後ろに...いねぇな」

「迷子...」

「あのバカ」


どうやら迷子が増えたようだ。

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