3.Hidaka side ページ4
1人で1階へ行ってると、
"日高さん"
"今日もかっこいいですね"
"一緒に飲みませんか?"
店に来てくれているお客さん達が俺を誘う
俺はそんな気分にもなれなくて、
いつも通り、
光「ありがとう。今はお酒飲みたくないかなー
来てくれてありがとう( ﹡・ᴗ・ )b」
偽りの笑顔で返す。
俺の瞳に映っているのは、カウンターで1人で
飲んでいる、君の後ろ姿だった。
少し離れたところに座り、横目で見る。
今までに出会った女と比べ物になら無いほどの
心を惹きつける美しさに、
俺の心臓は波打った。
は?なんだよ。俺が一目惚れ?
ないない。。。
ないよな?。。。まさかな。。。
嘘だよな?
今まで女になんか興味なかった。
女に困ることもなかった。
所詮顔しか見てないのだから。
でも、もし彼女がそうでもいいと思う俺は
なんでだろう。。。
マスター「日高さんどうしました?
珍しいですね。ここへ来るなんて。」
光「まぁね。あの子あまり見ないね。」
マスター「宇野さんのお連れ様らしいですよ」
光「宇野の?」
マスター「はい」
俺は何故か彼女に俺のことを覚えて欲しくて
何が出来るか考えた。
光「マスター彼女にカシスソーダを」
マスター「分かりました。カクテル言葉は」
マスター・光「「あなたは魅力的」」
マスター「上手くいくといいですね」
マスターはナンパすることに気づいたらしく
光「そうだな」
俺は立ち上がり彼女の近くに行き
光「思い出に残る素敵な夜を」
俺のことを、今夜だけでもいい。
少しだけでも思い出の1ページに加えてくれれば
俺がはにかむと、彼女は驚いた顔をした後、
微笑み
『貴方も^^*』
俺の心を簡単に撃ち抜いた。
あぁ。俺は彼女のことが好きなんだ
これ以上ここにはいられなくて立ち去った
2階へ逃げた
光「やばっ///」
真「どうしたん?」
西「女?」
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作者名:ななそ | 作成日時:2019年6月3日 7時