【HQ】飛べない烏、飛べ烏【男主】

18球目 ページ19

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「「おねがいしゃーーす！」」





ついに、因縁の相手音駒高校が到着して早速試合が始まろうとしている。


音駒高校…そういや2年の時に烏養監督(おじいさんのほう)に少し話を聞いたことがあったな。


昔からしつこい猫だったって言ってたっけ。





てゆうか、東京の学校なだけなんかすげえな

モヒカンとかいるし。派手






「ねえねぇ、そこの君。この前はどうも」



貴「？？黒髪トサカ頭…あぁ、あの時の」



「こんなとこで会えるなんて運命とか感じちまうな」



貴「感じませんが」



「なんだよその冷たい目は？！

俺は主将の黒尾鉄朗だ、おたくは？」



貴「僕3年の風音A。よろしく」



黒尾「やっぱ風音Aだったんだな。いやぁ、前にあった時どっかで見たことあると思ったんだけどさ

後で雑誌とか見返してたら思い出したわ」



貴「僕のこと知ってるんだ」



黒尾「そりゃ同年代なら知ってるだろうよ。お前と話したいってやつがいんだけど、呼んでいい？」



貴「構わないけど」



黒尾「犬岡ー！こっち来ていいってよー！」



「えぇ？！ほんとですかぁ！！！！(大声」



貴「(ﾋﾞｸｯ」






この前日向か迷子になった時に会った、黒髪トサカ頭と再会したと思えば

なんか、僕と話たがってる子がいるとかで黒尾がその子を呼ぶと
その犬岡って子がキラキラした眼差しで駆け寄ってきた。





貴「ま、眩しい…」



黒尾「え？なにが？」



犬岡「俺！！音駒高校1年の犬岡です！！風音先輩に会えるなんて光栄です！！俺！！めっちゃ好きです！！そのプレーとか見た目とかも色々含めて大好きです！！とにかく大ファンなんすよ！！！」



貴「お、おう^^ありがとう、犬岡くん」






犬岡くんはまるで大型犬。
耳としっぽが生えて見える…;

いやでも可愛いぞ。

握手してブンブン振り回されてちょっと痛いが…






犬岡「俺！！風音先輩と会えるなんて本当に嬉しいです！！尊敬してます！！かっこいいです！！」



貴「かっこいいか？」



犬岡「はい！！かっこいいです！！」



貴「可愛いとかじゃなくて？」



犬岡「かっこいいです！！！」



貴「そうかそうか(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」照








澤村「見ろ、Aが照れてるぞ」



東峰「滅多に照れないあのAが？！」



菅原「雷落ちそう」

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