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夢主side
僕たちとエンシャントダークとの試合が始まった。
なんだか…すごくやりにくい。
雷門イレブンはおそらく誰もがそう感じている。
天馬がドリブルをしていてもエンシャントダークのなさ奴らは妙に動いてボールをとる気配はない。
剣城「デビルバースト！！でりゃあ！」
「キルブリッジ！……やっぱりこんなもんか」
剣城「なんだと！？」
エンシャントダークは相手の動きを見切り力を奪うことを得意とする。
アンリミテッドシャイニングとは逆…いわばマイナスの力を持つチーム…
実力差は歴然…所詮雷門イレブンごときがこの島で強くなれるはずがない。
その試合でより思い知るがいいよ…
僕たちフィフスセクターにはかなわないことを。
エンシャントダークの猛攻の中
1匹の子ヤギがグラウンドへと足を踏み入れていた。
松風「危ない！！」
「！！！？」
松風「そよ風ステップ！！！」
星空「………」
ボールはゴールへと入ったものの、
雷門イレブンはそんなことを気にもとめず
ヤギを助けた天馬の元へと駆け寄っていく。
僕はベンチに座りその光景をただ眺めた。
ヤギを助けただけでなぜそんなに盛り上がれるのか…
解せない。
三国「天馬！小さいのは大丈夫だったか！？」
松風「はい！大丈夫です！」
「メェ〜」
松風「ビックリさせてごめんね。…もうこっちに来ちゃダメだぞー！」
星空「……」
「……(ﾁﾗｯ」
星空「……(や)(れ)」
僕はこちらを見たシュウに口パクでそう伝える
しかしシュウはニコリと笑って、
天馬達の方へと歩み寄っていった。
松風「さぁ！試合を再開しよう！」
「いや、試合は終わりだ」
星空「！？」
「おい、シュウ？！」
シュウ「こいつら僕に任せてよ、カイ」
カイ「俺はいいけど…。あの人はきっと怒るぜ？」
シュウ「ﾌﾌｯ…大丈夫さ」
シュウは僕の指示を聞かず、
メンバーを撤収させ、あろう事か雷門イレブンにこの森を自由に使っていいと告げる。
さらにさらに…雷門イレブンが強くなるのを手伝う、などと言い始めた。
貴「…シュウ？なぜあんなこと言ったの…」
シュウ「A？もしかして怒ってる？」
貴「…はぁ…いいから教えてよ」
シュウ「ﾌﾌｯ…特訓したところで変わらない。…彼らは僕たちに勝つことは無い。そう確信したからだよ」
貴「…………嘘つき」
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ナギ(プロフ) - まだ8話までしか見てないのですが、7話の影山輝の『ひかる』の漢字が違いますよ。 (3月10日 23時) (
レス) @page8 id: e35ef3ea0a (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 猫まるさん» はい。更新お待ちしてます。 (2021年1月18日 21時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 遊星さん» コメントありがとうございます！嬉しい限りです（泣）更新頑張らせていただきます！！！ (2021年1月18日 21時) (レス) id: 56e38d8f87 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年1月18日 14時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2020年12月13日 21時
