10 阿部side ページ10
・
深澤「おい！！それはどこだよ！！！どこなんだよ！！」
収録が終わって直ぐに楽屋を飛び出したラウールと目黒が
すごい汗と、息を切らして楽屋に戻ってきた。
ラウールの口からあの言葉を聞いて、みんなが固まった。
そして重い沈黙を直ぐに破ったのは…ふっかだった。
ふっかはラウの肩をガシッと掴んだ。
目黒「ふっかさん！！！」
深澤「…はやく！早く教えてくれよｯ…アイツは…Aは今どこにいるんだよ！」
取り乱したふっかがラウールの肩を大きく揺らして、
息を切らしたラウールが苦しそうな顔をする。
そんなふっかを照や舘さんが抑えて、
力なく座り込んだラウールを目黒が支えた。
ふっかがそうなる気持ちも分かる…
俺も何も言わないけど…
今頭の中は…Aがどこにいるのか。早く教えろってそのことでいっぱいだ。
深澤「離せよ！…はやく教えてくれよ！！」
岩本「ふっか！！お前の気持ちも分かる、だけど、ラウールの体のこと考えろ！！」
宮舘「Aを迎えに行くなら…9人で行くのが当たり前でしょ。一人で行こうとするのは良くないよふっか」
深澤「…………ｯ…」
そんなこと良いよ…
今はAの居場所でしょ…
だってどんなに探しても見つからなかったんだよ…？
連絡もないまま何ヶ月がすぎたと思ってるの…？
メンバーよりAに会いたいって気持ちがどんどん大きくなっていく
Aにはやく会いたい。
Aの声が聞きたい。
だから、ラウール………
阿部「…はやく…教えてよ」
俺は冷静でいられない。
俺にとってそれくらいAの存在が大切なんだｯ…
向井「阿部ちゃん…」
目黒「ラウールが落ち着いてからでも…」
阿部「ダメだよ。…Aは俺の光なんだ…」
目黒「ラウはAの居場所を必死に探して、走り回って。少しくらい休んでからでも…」
阿部「だ(佐久間「ダメだ」)」
俺の言葉を佐久間がさえぎった。
佐久間「今すぐじゃなきゃ…俺はもう耐えられない」
渡辺「俺もだ」
目黒「ｯ……」
A、今すぐ会いに行くから……
すぐ会えるからｯ……
深澤「頼む…教えてくれ…ｯ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2863人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しょっぴー推し - すごい泣けるお話！！！涙とまんないです。 (2020年12月9日 23時) (
レス) id: 6febd5b71e (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - みんとさん» コメント嬉しいですっ（泣）見ていただけてありがとうございます！！更新頑張りますね！ (2020年9月6日 23時) (レス) id: 12df78e628 (このIDを非表示/違反報告)
みんと - 最新話の最後、主人公を落とした男、誰だ誰だ誰だ…慎太郎！？！？となったスト担であります。(は？)すみませんでした！ (2020年8月30日 21時) (レス) id: 117f5f4d5e (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - れんらう ＿ ?????さん» ありがとうございます！仕事の都合で亀になってすみません！ちょっとずつですが更新頑張ります！！！ (2020年7月9日 9時) (レス) id: 12df78e628 (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - みけさん» そう思っていただけて嬉しいです！！頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2020年6月9日 22時) (レス) id: 12df78e628 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2020年6月5日 13時
