【イナGO】魅惑の少女【番外編】 (ページ1)

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雷門中サッカー部の日常-1 ページ1

松風side

ホーリーロードから数日が経って

俺たちはいつものようにグラウンドで練習をしていた。
(神童先輩はまだ療養中！)

浜野「ちゅーか今日も来んのかなぁーあいつ」

倉間「あぁ、あいつか。どうせ来るだろ」

速水「それにしても今日は暑いですね…」

霧野「今年1番の暑さらしいからな…流石にばてそうだ」

狩屋「霧野先輩、その暑苦しい髪切ったらいいじゃないですか…(殴…ｲｯﾃ！」

霧野「お前の髪の方が暑苦しいだろ」

西園「天馬〜今日帰りにアイス食べに行こうよ！」

松風「いいね！最近、美味しいアイス屋さんできたって葵言ってた！」

影山「俺も行きたいです！」

松風「剣城も行くよね？！」

剣城「行かない」

松風「うー…つれないなぁ…」

西園「Aは今日も勉強か〜大変だね」

松風「あ、メール来てる」

影山「え！なんてなんて！」

松風「んーと…

“今日暑いしさ、水遊びしようよ！！”……だってさ」

「「「え……？」」」

俺がAからのメールを読み上げた瞬間

休憩中の全員の視線が一気にこちらを向いた。

三国「…天馬、メールはそれだけか？」

松風「それだけ書いてありました！」

天城「…気味が悪いど…」

霧野「嫌な予感しかしないな…」

狩屋「天馬くん。そのメールでいつ届いたの？」

松風「うーんとね、15分前に来てたみたい」

「「「(奴が来る…)」」」

松風「？」

次の瞬間

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀｯ＿＿＿

物凄い地響きかしてその場にいた全員が身構えた

音がだんだんと近づいてきて、グラウンドの土手から見覚えのあるシルエットが飛び出した

「よぉーしみんな！…今日は暑いし…水遊びだー！！！！」

「「「やっぱりお前か！！」」」

グラウンドの土手から高く飛んだその正体は…

今日も勉強から逃げてきた美神Aだった。

Aは勉強がやばいほど出来ないみたいで、中学のレベルに達するまで部活に出るのを風丸さんたちに禁止されてるんだ;

しばらくAとサッカー出来ないの寂しいなって思ってたんだけど

Aは毎日お日様園から逃げて、サッカーしに来るからなんか寂しくないんだよね。

でも今日はサッカーよりやりたいことがあるみたいで;

めちゃくちゃ張り切ってる笑

貴「お待たせみんな！今日はとびきり暑いし、みんなで遊ぼう！」