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松風side
ベータ「これでサッカーは終わりだ」
俺たちはベータ率いるプロトコルオメガに敗北し、
覇者の聖典を奪われてしまう。
大介さんまでクロノストーンっていう石にされちゃって…
あ、でも！石になっても大介さんは喋れるみたいで、もうびっくりだよ！
そして俺たちは覇者の聖典に書かれているという
最強の12人を探すことになった。
山菜「今、11人目までしか話してない」
水鳥「たしかに！11人の話は分かったけどよ…12人目はなんなんだよ？」
大介「うむ…」
空野「言えない理由があるんですか？？」
理想の11人の話をして、12人目を聞こうとすると大介さんは口をつぐんでしまった。
どうしたんだろう？
キャラバンに乗り込んでからも大介さんはなかなか話してくれない…
西園「天馬、12人目の選手ってどんな選手なんだろうね！」
錦「でもどうして話してくれんのぜよ？サッカーを取り戻すためにはなんとしても聞き出さにゃいかんぜよ！」
神童「あぁ…」
松風「大介さん！12人目の事なんですけど…」
大介「……12人目はもう決まっておる」
フェイ「それってどういう…？」
剣城「もしかして…明確な人物が実在している、ということか？」
大介「………。
12の力…それは…大いなる愛で仲間を鼓舞し
仲間の未来を希望へ導く、勝利の女神……」
大介さんはそれだけ言ってまた口をつぐんでしまった。
“大いなる愛で仲間を鼓舞し
仲間の未来を希望へと導く、勝利の女神”
最強のイレブンに欠かせない存在…
大介さんは誰のことを思い浮かべているんだろう？
____現代
貴「天馬！！！みんな！！おかえりー！！！」
松風「A！！ただいま！」
帰ってくると、まるで俺たちが帰ってくるのを分かって居たようにその場に居たAが
キャラバンを降りるなり飛びついてきた。
Aは、嬉しそうに笑っていた。
貴「寂しかったぞ！」
松風「A、苦しいよ…;」
貴「ごめんごめん！それで大介おじいちゃんからお話聞けたの？」
空野「それが……」
大介「おう！Aか！でかくなったなぁ！」
貴「えっ……
ぇええええええええええええ！！！！！
大介おじいちゃんが石になってるぅううう！！！？！？」
「「「…;」」」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月21日 3時
