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飛んできたボールをフェイとシュウが弾いてくれたおかげで
私は怪我をしなくて済んだらしい。
声のする滝の上を見ると
そこには見覚えのある5人が立っていた。
貴「プロトコルオメガ」
エイナム「昨日の化身はお前か？次は邪魔はするなよ」
シュウ「戦うんだ、天馬」
松風「うん！」
場所を森の中のグラウンドに移して、5対5のサッカーバトルが始まる。
プロトコルオメガが示した来た条件…それは
エイナム「我々が勝った暁には、美神Aを渡してもらおう」
貴「だからぁ、私が負けるわけないっての！ね？天馬！」
松風「うん、Aのことは絶対渡さない！」
貴「よぉし頑張るぞ！」
シュウ「待ってA」
貴「なあに？」
シュウ「この試合、Aは試合には出せない。」
貴「なんで？！私がいたら勝率は100%じゃん」
シュウ「この試合、天馬たちが化身アームドを成功させるためのいい機会だと思うんだ」
貴「…シュウがそう言うなら譲ってあげる！天馬、みんな！絶対アームド成功させるんだぞ！」
天馬、京介、信助、神童先輩、錦先輩の5人で試合をすることになって
私はベンチに腰掛けた。
さっきの滝の特訓の感覚で成功するといいけど
松風「ワンダートラップ！」
試合開始早々、天馬がボールを奪う。
そのまま敵陣に上がって化身アームドを試みるが
失敗。
ボールを取って取られてを繰り返す
みんな化身アームドは失敗ばっかり
貴「みんな！化身アームドに気を取られすぎ！試合に集中して！」
負けたら怒るぞー！、と叫んで化身アームドへのみんなの焦りを緩和しようと試みた。
化身アームドが出来れば今後の試合にも活かせるし
一気にサッカーを取り戻すことに近づく。
でも…その目的のために焦って負けたんじゃシャレにならない！
それに！私はアイツらのとこなんて行きたくないんだから！
シュウ「ワンダバ、僕と天馬をひとつにして」
貴「えぇ？！」
ワンダバ「そ、それは！ミキシマックスということか！？」
フェイ「シュウはミキシマックスのことも知っているの？！」
シュウ「みんなの高まった気持ちを押し上げてやりたいんだ」
ワンダバ「わかった！！！」
貴「ねえミキシマックスってなに？」
山菜「ふふっ見てればわかる」
貴「？？」
ワンダバ「天馬ぁぁ！ミキシマックスだぁ！！」
松風「えぇ俺？！」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月21日 3時
