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フェイside
フェイ「Aは、自分の力について知っているの？」
貴「自分の力？」
フェイ「うん、SSCのことさ」
貴「あー…」
天馬達が化身アームドの特訓をしている中、僕とAは2人でボールを蹴っていた。
彼女の日記の中にあったこの島、ゴッドエデン…
彼女はきっとここで支援者Xと出会い、SSCであることを知った。
僕はその彼女が自身の力を意図的に使うことが出来るのか、知りたかった。
未来での美神Aの伝説書には、
“これまでにない恐ろしい力をその身に宿し、暴れだしたら誰にも止められない”
と、記されていた
貴「実はさ、あんまよくわかんないんだよね〜」
フェイ「わかんないの？」
貴「うーん、そーなんだよねぇ」
SSCの最初の存在
それはアルファたちが言っていたように
過去の科学者が禁忌の実験をして、人の遺伝子を強制的に作りかえて産まれた存在
その能力がサッカーをすることで解放されてしまった
そしてその力でサッカーが出来ない子供たちを助け、導いた。
サッカーをする全ての者の希望の光
だから、Aはサッカーの女神と呼ばれている。
伝説通りの綺麗な容姿、ボールを蹴る姿はなんというか…
美しいという言葉が似合う。
貴「たまに泣いている時にその人の心の声が聞こえる時はあるよ！多分これが力なんじゃないかな〜」
Aは、別にこんな力私には必要ないけど！と言って笑った。
貴「他に考えられるのは、私の化身たちじゃない？特別なんだってさ〜プロトコルオメガが言ってたよ」
フェイ「これから君は自分の力と向き合わなきゃいけない。自分の力をコントロール出来るようになった時、きっと化身アームドも使いこなせるようになるはずだよ」
貴「自分の力と向き合うって言ってもなぁ〜…」
フェイ「アルノ博士に調べてもらったんだ」
貴「まじ？…でもこの力を持ってたとしてもどうやってやればいいの？」
アルノ博士に事前に調べてもらってたAについてのデータを見せる
そこには
・身体能力強化
・テレパシー
・力の贈与
・共鳴
・念動波
と書かれていた。
いくつかは多分Aが無意識下で発揮してしまっているもの。
貴「無意識にやってる事を意識的にやるなんて…むずくない？」
フェイ「僕ももちろん協力する！」
なんとしてもAが必要だからね
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月21日 3時
