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貴方side
ある日、いつもみたいに起きてヒロト兄たちに見送られて雷門中へ向かう。
狩屋は何故か私よりも前に家を出たらしいけど…
なーんで私と一緒に行かないんだよ、あのツンデレ！！
貴「あれ？うちだけ？」
円堂「おぉ、A！おはよ」
鬼道「おはよう」
貴「おはよー！ねえ、天馬や狩屋たちは？？」
音無「それがまだ来てないのよ…みんないつもなら来ているのに不思議ね」
貴「ふーん」
いつもこの時間みんな揃ってるはずなのに、今日は守兄たちしか居なくって
先輩たちも天馬も、どうしたんだろ？
Aに何かどっきりしかけようとしてるとか？！
貴「いや、ないか〜」
音無「そういえば、この前の試合観に行ってたのよね？……すごい試合だったわね…」
円堂「あー…;」
この前の試合ったいうのは、日米サッカー親善試合
私は守兄と有人兄と一兄の4人で試合を観に行ったんだけど…
すごい試合だったなぁ〜
まるでフィフス時代の私みたいでちょっと嫌だった。
試合が終わった後、日本の選手となんか目が合った気がするけど…
それはきっと気の所為だよね…？
話をしていると、やっと来た天馬たちが私を見るなり
全員で飛びかかってきた。
私は直ぐにみんなに抱きつかれ頭を撫でられ
昨日も一緒に居たはずなのに
なんか長く会えていなかったような懐かしさ。
剣城「おかえり、A」
京介も
神童「おかえり、A…(泣」
霧野「また会えてよかったよ…(泣」
神童先輩も霧野先輩も
松風「Aが戻ってきてくれて、俺めっちゃ嬉しい！！」
天馬も
みんなおかしいなーって思った。
でも…嬉しいなぁ。
みんなが私の事こんなにおもってくれてたなんて！
フェイ「あ、あの…」
貴「えっとー…」
フェイ「僕、フェイ・ルーン。未来から来たんだ、よ、よろしく」
貴「フェイ、か！私美神A！よろしくね！ところでフェイはサッカー好き？」
フェイ「え？あ、好き！！！」
貴「だよね！じゃー天馬たちも揃ったことだし、みんなでサッカーやろ！！」
私がそう言って、ボールを上にあげた瞬間
部室のドアが開いて
校長先生が飛び込んできた。
火来「サッカー禁止令が発動されました！
ですので…
本日をもって雷門サッカー部は廃部となります」
……まさかの言葉に私は思わず大声で叫んだ。
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月21日 3時
