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松風side
俺たちは元の時代に戻ってきた。
西園「…A戻ってきたかな…？」
松風「だ、大丈夫だよ！絶対…」
神童「い、行くぞ…」
俺たちはサッカー棟の扉の前で息を飲んだ。
そして、神童先輩を先頭に扉を開けた。
「おやおや？みんな揃って遅刻だぞー？」
部室に入ると円堂監督と鬼道コーチ、音無先生と話している…
ずっと会いたかった…Aの姿が。
「「「Aー！！！」」」
貴「えぇ？！」
松風「Aだ…！Aが戻ってきたァー！」
貴「え、なに？！みんなしてなんで！？泣いてるの、うけるー！笑」
松風「良かった！！よかったぁぁあー！！」
みんなAに飛びついて、涙を流した。
Aが戻ってきた。
俺たちの知ってるAがここにいる。
取り戻したんだ！
Aのこと！！
貴「みんな顔ぐっちゃぐちゃー」
剣城「おかえり…A」
貴「？？ただいま？」
松風「Aが戻ってきてくれて俺、めっちゃ嬉しい！」
貴「いやいや、いつも一緒にいるじゃん」
松風「そっか！そうだねー！」
貴「…みんなしてどしたの…？」
松風「なんでもないよ！A！」
Aの今までを知った俺たち。
タイムジャンプに使ったAの日記はフェイが最後のページを読み終わるのと同時に消えてしまった。
最後のページに飛ぼうとして、ページをめくると
そこには一言だけ書かれていた。
それだけ聞けたら俺たちには十分だった。
もう歴史は修正されたから大丈夫…
それに、最後にその瞬間に飛んでしまったら俺たちはきっと…
泣き崩れちゃいそうだもん笑
貴「天馬たちもみーんな来たし！みんなでサッカーしよ！！！」
「みなさん大変です！！！」
Aの言葉を遮るように、火来校長がやってきた。
火来「本日をもって雷門サッカー部は廃部となります」
松風「えぇ？！」
貴「はぁぁあー？！！？！」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月21日 3時
