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後半が始まるとすぐに
プロトコルオメガのラフプレーが私たちを襲った。
それを注意した審判でさえもプロトコルオメガに吹っ飛ばされてしまう。
貴「やってくれるじゃん！まあ、ここはもう通さないんだけど！」
ベータ「サッカーの女神、美神Aさん。噂通り可愛いですね」
貴「可愛いなんて聞き飽きたね！
はぁぁあ！！出ておいで！大王ソロモン！！」
ベータ「…いにしえの化身ですか」
貴「…ソロモン行くよ！＿アームド！！！！」
＿＿＿＿ゆくぞ！我が主！
私が両手を上へあげると
ソロモンがそれに応えるように私の身に纏っていく。
鎧のように＿強く
私と私の化身の心は常に1つ
http://uranai.nosv.org/uploader/common/4/4/6/446e69306e2f9c4f8c0081f32a5e15bc.png
(大王ソロモン化身アームド想像画です↑)
フェイ「すごい！！初見で出来ちゃうなんて…！」
剣城「あいつ！」
松風「すごいよA！」
ベータ「ﾁｯ」
なんか気持ちいいよ、ソロモン。
貴方とひとつになれて嬉しい。
貴「ほらね！私天才なのよ！！」
私はそのままベータからボールを奪って相手陣内へ攻め込む。
貴「天馬！」
そしてボールは天馬に
松風「A！」
貴「やってみて！化身アームド！」
松風「うん！！」
私は天馬の横に並ぶ。
天馬は化身、魔人ペガサスアークを出現させてアームドを試みる…
しかし上手くいかなかった。
松風「もう一度！アームド！！」
貴「…惜しいのに！」
惜しいところまで来ているはずなのに…
ペガサスが天馬にまだ応えていない。
ボールはまたプロトコルオメガに渡ってしまい、私も天馬も急いで自陣へと走った。
松風「どうして…出来ないんだろう」
貴「いい所までは来てるはず！頑張ろ！」
松風「そうだね！」
その時だった…
松風「A！？」
頭がフワッと浮いたような感覚になり
私は思わず膝を着く。
気づけば纏っていた化身は消え
私の息が上がっていた。
剣城「Aの呼吸が上がっている？！」
神童「今まで化身を連続で出現させても呼吸ひとつ乱れなかったあのAが…」
貴「(ただ私は化身をまとっただけなのに…！なんで息が上がって…)」
ベータ「ふふっ…あなたはほーんと自分の事何も知らないんですね♪」
貴「…はぁ…はぁ……」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月21日 3時
