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No side
貴「ねえねえ、これからどこいくの？」
貴「ねえってば…もしもーし…」
車に乗せられ、船に乗り
彼女が連れてこられた場所は…？
貴「ここ、どこ…？」
千宮路「今日からここが我が家です。」
貴「え？サッカーは？」
千宮路「ここであなたはより強くなるのですよ」
貴「……」
千宮路「この島は今後我々のサッカーの中心となるのです、Aさん、あなたにはサッカーの才能が大いにある。ここで力をつけ、共にサッカーを支配するのです」
貴「サッカーを支配…？おじさん何言って…」
千宮路「あなたは私のために強くなり、私よサッカーの象徴となれ。それがあなたの運命なのだから」
後退るAの肩を千宮路が強く掴んだ。
Aは千宮路のサッカーへの想いが憎しみであることを知り、顔を歪めた。
千宮路「美神A」
貴「ッ…」
千宮路「この不平等な世界…終わらせたいと思いますよね？
あなたはこの世界に拒絶され続けている…この世界に産み落とされ…誰からも受け入れられず…辛い思いばかりしてきたでしょう？
このままじゃあ世界は何も変わらない！あなたを拒み続ける。
だから我々がこの世界を変えるのです。
分かってくれますね？…Aさん」
貴「怖いよ…ぉじさんッ…」
千宮路「…もう、始まっているのです。言いましたよね？これが万が一失敗するようなことがあれば…
…円堂守やその周囲の人間に命はありません」
貴「！！！！！！」
千宮路「サッカーを管理し、平等に分け与える。
全世界の少年少女が平等なサッカーができる世界、素敵だと思いませんか？
よく考えてきなさい。明日のこの時間にこの島の真ん中にある小屋に来なさい。待っていますよ」
その夜Aは1人、ボールを蹴っていた。
彼女にとって千宮路の話はうまく理解はできなかった。
ただ、千宮路と一緒にいなければ円堂守たちが居なくなってしまうことだけ分かっていた。
何故自分が選ばれたのか、
何故サッカーを管理しようとしているのか、
分からない
分からなくても、自分がやらなければ円堂守たちを守れない。
貴「…Aがやらなきゃいけないの」
彼女は星空の輝く夜空に向かって
自身のお気に入りのボールを高く蹴りあげた。
貴「……千宮路さん
あなたに従います…」
千宮路「平等なサッカーを作りましょう」
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ナギ(プロフ) - フェイくんの一人称がたまに「俺」になってるのが気になります…。 (3月11日 22時) (
レス) @page27 id: e35ef3ea0a (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - みっきーさん» ありがとうございます！そういっていただけると尚気合いが入ります！頑張りますね！！今後もよろしくお願いします！ (2023年3月21日 18時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - はじめまして！素敵な作品をありがとうございます。ずっとずっと想像していた話が実際描かれているこの作品が本当にうれしくてたのしくて、いつもワクワクしながら拝見しております。お体に気をつけられて更新頑張ってください!! (2023年3月21日 1時) (レス) @page50 id: 069036dd65 (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 杏子さん» ありがとうございます！めちゃ励みになります！これからもよろしくお願いしますっ！頑張ります！ (2023年3月18日 8時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - 初めまして、いつも素敵な作品をありがとうございます。実はこの作品が作成された当時から見ていて大人組のボケやツッコミなど楽しみに待っています！主人公ちゃんがこれからどうなってしまうのか、結構気になってます！これからも更新頑張ってください！ (2023年3月17日 8時) (レス) @page43 id: d1bc401926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月8日 1時
