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剣城side
得点は2-1
俺たちがリードした状態で前半が終了した。
ルシファーとソロモンの体力消耗は著しく…
2人は前半終了の合図とともにその場に崩れた。
剣城「大丈夫か？」
ソロ「…大丈夫…と言えば嘘になる。しかし我々がここまでになるということは…Aも同じ状態にあるということだ」
神童「フェイの言っていた通りか」
Aの化身であるソロモンとルシファーは荒い呼吸のまま相手ベンチにいるAへ目を向けた。
プロトコルオメガにいるAはその場に膝を着いたまま動かない。
今のAには感情も意識もない…ただプロトコルオメガに操られるままの人形も同然。
俺は悔しさから、自分の拳を強く握りしめていた。
神童「後半戦、2人は休んでいてくれ。ここからは十分戦える」
吹雪「うん、あとは僕らに任せてよ」
松風「あのさ…もしこの試合で負けたら…2人はどうなるの…？」
この試合に負けたら…
Aは救えない。
それはAからサッカーが消えるということ
そして、Aも世界から消えるということ。
松風の質問に2人は、笑った。
ルシ「ｱﾊﾊｯ！どうなるか…そんなの我々も消えるに決まっとるじゃろ」
ソロ「我々はこの世界に存在しなかった。歴史からも消えることとなる」
松風「…」
ルシ「でも大丈夫じゃ、不安などない！」
ヒロト「嬉しそうだね」
ルシ「当たり前じゃ！消えてしまおうとも…今こうして人間としてサッカーが出来ている！十分な幸せじゃ」
ソロ「我々は君たちの勝利を心より信じている。…死などAの苦しみに比べれば1ミリたりとも苦ではない」
この世界からAが消えてしまったら
俺は…自分の想いをどこにむければいいのだろうか。
初めて出会った時から抱いたこの感情を。
円堂「みんな！」
松風「円堂監督…」
円堂「サッカーを楽しむんだ！」
フェイ「楽しむ？」
風丸「あぁ！Aを助け出すためなら、なおさらだな」
吹雪「そうだね^^Aの運命がかかった戦い…だからこそ楽しんでこその勝利がある」
ヒロト「Aはいつもサッカーを誰よりも楽しんでるから」
円堂「何も深く考えるな！
みんな、楽しくいこう！サッカーやろうぜ！！」
A、俺はお前を取り戻したら今度こそ
お前にちゃんと伝えるつもりだ。
だから未来で待っていてくれ。
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ナギ(プロフ) - フェイくんの一人称がたまに「俺」になってるのが気になります…。 (3月11日 22時) (
レス) @page27 id: e35ef3ea0a (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - みっきーさん» ありがとうございます！そういっていただけると尚気合いが入ります！頑張りますね！！今後もよろしくお願いします！ (2023年3月21日 18時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - はじめまして！素敵な作品をありがとうございます。ずっとずっと想像していた話が実際描かれているこの作品が本当にうれしくてたのしくて、いつもワクワクしながら拝見しております。お体に気をつけられて更新頑張ってください!! (2023年3月21日 1時) (レス) @page50 id: 069036dd65 (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 杏子さん» ありがとうございます！めちゃ励みになります！これからもよろしくお願いしますっ！頑張ります！ (2023年3月18日 8時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - 初めまして、いつも素敵な作品をありがとうございます。実はこの作品が作成された当時から見ていて大人組のボケやツッコミなど楽しみに待っています！主人公ちゃんがこれからどうなってしまうのか、結構気になってます！これからも更新頑張ってください！ (2023年3月17日 8時) (レス) @page43 id: d1bc401926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月8日 1時
