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剣城side
霧野「それで、Aが夜…うなされてるって言うのは」
ヒロト「あぁ。いつもは今みたいに寝ている時はどんなにうるさくても起きないんだ。寝言も言うことは無いし、落ち着いているんだよ。でも…」
吹雪「…最近は悪い夢を見ているみたいなんだ」
松風「悪い夢、ですか？」
風丸「実際にAから聞いたわけじゃないけどな…
それに尋常じゃない程汗かいて苦しそうにしている
ここ毎日そんな感じだな」
Aは毎晩悪夢にうなされ、何度も泣いて起きてしまうという
何を見たのか、そんなことはAに聞けずにいるらしい。
その話を聞いて、俺の頭によぎったのはサッカーを楽しむAの姿だった。
もしかしたらこれが松風たちの言うエルドラドの仕業で
アルノ博士やフェイたちの話していたマインドコントロールの一種なのかもしれない。
だが、それが分かったところでおれたちにだきることはあるのか…？
過去のAが道を間違えないように見守ると言っても…
簡単であるはずが無い…
風丸「そうだ、もし良かったら少しAの部屋でAのこと見ていてくれないか？」
神童「いいんですか？」
風丸「俺たちはこの後、全員で決勝に向けたミーティングがあるからな。その間見ていてくれると助かる」
ヒロト「じゃあ、俺もAの部屋にいるよ」
吹雪「僕も^^」
風丸「^^」
「「……;」」
風丸「あんまり他の奴らには会わない方がいいだろ？案内する、付いてこいよ」
松風「ありがとうございます！風丸さん！」
霧野「これで少し何か分かるかもしれないな」
神童「あぁ！」
俺たちは風丸さんの後を追って食堂を後にした。
その後しばらくして、円堂監督たちが帰ってきたからと風丸さんはAの部屋から出ていった。
神童「風丸さんは今も昔も良い人だな」
フェイ「俺たちの事情も理解して、他の人と接触しないようにしてくれるなんてね」
霧野「流石だな」
松風「それにしても…やっぱりAって昔から可愛い！！ね？剣城」
剣城「……俺に聞くな」
ベッドで眠るAは確かに綺麗だ。
こんな形で…この時代に来て俺の知らないAを知れる事に
俺は心をざわつかせた。
眠っているAの頬に触れれば
Aは可愛い寝息を零しながら俺の手に手を重ね
その小さな手でギュッと握りしめた
………夢…であってくれ
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ナギ(プロフ) - フェイくんの一人称がたまに「俺」になってるのが気になります…。 (3月11日 22時) (
レス) @page27 id: e35ef3ea0a (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - みっきーさん» ありがとうございます！そういっていただけると尚気合いが入ります！頑張りますね！！今後もよろしくお願いします！ (2023年3月21日 18時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - はじめまして！素敵な作品をありがとうございます。ずっとずっと想像していた話が実際描かれているこの作品が本当にうれしくてたのしくて、いつもワクワクしながら拝見しております。お体に気をつけられて更新頑張ってください!! (2023年3月21日 1時) (レス) @page50 id: 069036dd65 (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 杏子さん» ありがとうございます！めちゃ励みになります！これからもよろしくお願いしますっ！頑張ります！ (2023年3月18日 8時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - 初めまして、いつも素敵な作品をありがとうございます。実はこの作品が作成された当時から見ていて大人組のボケやツッコミなど楽しみに待っています！主人公ちゃんがこれからどうなってしまうのか、結構気になってます！これからも更新頑張ってください！ (2023年3月17日 8時) (レス) @page43 id: d1bc401926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月8日 1時
