5.出会い 相澤side ページ6
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職員室で仕事をしていると
慌てた様子の蛙水が息を切らして訪ねてきた
事情は寮に戻って話したいということで
急いで俺も寮へ向かった。
そこに居たのはソファに眠る銀髪の眼帯をつけた少女
相澤｢どういう事だ？お前ら｣
緑谷｢かっちゃんが校門の近くで倒れたこの女性を連れてきてくれたんです｣
麗日｢雨に濡れたせいなのかすごい熱なんです！この人の熱が下がるまででもいいので、ここで看病したいってみんなで話してて…｣
飯田｢彼女が部外者であることは承知の上ですが、ヒーローを志す者として！放っておくことは出来ないと！｣
八百万｢お願い致します、相澤先生。彼女…とても苦しんでいらっしゃってるんです｣
相澤｢…それで、爆豪はどうした？｣
切島｢それが…部屋に戻っちまいまして｣
相澤｢ほう…｣
実際にソファで眠る少女は息が上がっており、顔も赤く
体温計も高熱を示している
看病することは反対ではない、が
問題は彼女が部外者であることだ。
なぜ校門を通ることが出来た…？
本来、部外者が侵入した時点で警備システムが作動するはず…
まさか、この天気でコンピュータが一時的にバグったのか？
相澤｢分かったがお前らはもう寝ろ。看病は俺が引き受ける｣
芦戸｢でも、先生！｣
相澤｢お前らがこれ以上夜更かしして、明日の授業で居眠りされたらたまったもんじゃないからな。分かったらさっさと寝ろ｣
飯田｢みんな、相澤先生に任せよう｣
蛙水｢そうね、それが1番だわ｣
緑谷｢すみません、よろしくお願いします｣
相澤｢あぁ｣
生徒達が各々の部屋へと戻り、リビングは一気に静かになる。
聞こえるのは少女の苦しそうな寝息と外の雷雨の音…
｢やあ、話は聞かせてもらったよ｣
相澤｢校長。いつからいらしたんですか｣
根津｢校舎から生徒と走る君を見て、着いてきたのさ。なるほど…この少女か話してた子だね｣
玄関から根津校長が顔を出した
根津｢もしかしたらなにか事件に巻き込まれてここまで来た可能性があるね。彼女の足元も泥だらけだ｣
相澤｢彼女はどうしましょう。とりあえず、熱が下がるまでリカバリーガールの所で…｣
根津｢いや、このままA組に任せるさ｣
相澤｢え？｣
根津｢…このことは僕の方から警察に話しておくのさ。相澤くんにはしばらく様子を観察して欲しい｣
相澤｢…わかりました｣
根津｢じゃあ、頼むね！｣
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ゆずな - この作品めっちゃ好きです！続き待ってます( *´꒳`* ) (12月2日 22時) (
レス) @page14 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新待っています！めっちゃ面白いです ܸ. ̫ .ܸ この小説好きです✨応援しています₍ᐢ.ˬ.ᐢ₎頑張ってください٩꒰｡•◡•｡꒱۶ (2022年6月17日 2時) (レス) id: 9824e2f221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2022年6月12日 22時
