4.出会い 爆豪side ページ5
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女をとりあえずクラスのやつらに任せて部屋へ戻る
クラスのやつらが寝静まったあと
俺はリビングで寝ているであろう女の元へ足を向けた
爆豪｢んだよ…居たのかよイレイザーヘッド｣
相澤｢…爆豪か。どうした、今何時だと思ってる？｣
爆豪｢ﾁｯ…なんでもねえよ｣
女が寝ているソファの隣のソファに腰掛けた
この俺がこんな女の事が気になって眠れねえなんざ言えるかってんだ
こいつが気絶する直前に行った一言
“逃げなきゃ”
その言葉が気になってしょうがねえ
相澤｢大分熱は下がった見たいだよ｣
爆豪｢そうかよ｣
相澤｢…お前がこいつを連れてきたんだろう。珍しいことするな｣
爆豪｢俺かて人助けくらいするわ！！…つか、コイツはどうすんだよ｣
相澤｢…とりあえず目が覚めるのを待つ。今はそれしかない｣
イレイザーヘッドはやることがあるから、と、しばらく寮を出ていった。
女は未だ熱にうなされて眠ってやがる
ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｯ…
外はまた、雷が激しくなっていた
ここ最近はずっとこんな天気だ
世間はオールマイトが引退して、天が悲しがっているとか不安がってるとかそんなくだらねえ話で持ちきりだ
ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｯ…
爆豪｢っるせー…｣
少し空いていたカーテンを閉める
こんな外がうるさくても起きねえーのかよこの女はァ
爆豪｢なんだァ…これ｣
ふと女に目線を移すと、左手の手の甲に赤く文字が浮かんでいた
“9091”
なんだこれ
地味にきになって手を触れた
貴｢ｯｯ？！うがっ｣ｺﾞﾂﾝｯ
爆豪｢！ってーな！何しやがる！！｣
女が飛び起きたのと同時に俺の頭と女の頭がぶつかる
貴｢…ｯｯ…！！！！｣ﾊﾞｯ
爆豪｢何だその面！！ぶっ飛ばすぞ！｣
貴｢誰だ…！！まさかあいつの…！！…(ﾌﾗｯ…あれ…？｣
驚いて立ち上がった途端、女はふらついたのか身体が傾く
俺は無意識に女の体を支えた
こいつやっぱりなんかあるな
そう確信した。
爆豪｢熱あんだ…無理して立ち上がるんじゃねえよ、バカが！｣
貴｢…熱…？｣
爆豪｢なんもしねえから、大人しくしてやがれ！！｣
貴｢…なん、で…｣
爆豪｢…てめえが倒れたから保護しただけだ。別に捕まえようなんて思ってねえ。安心しろ｣
貴｢倒れた…んだ、私…｣
爆豪｢別に事情を話せとは言わねえ…今は休んどけ｣
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ゆずな - この作品めっちゃ好きです！続き待ってます( *´꒳`* ) (12月2日 22時) (
レス) @page14 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新待っています！めっちゃ面白いです ܸ. ̫ .ܸ この小説好きです✨応援しています₍ᐢ.ˬ.ᐢ₎頑張ってください٩꒰｡•◡•｡꒱۶ (2022年6月17日 2時) (レス) id: 9824e2f221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2022年6月12日 22時
