12.ヒーロー ホークスside ページ13
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ホークス「…暴走が止まった」
マイト「緑谷少年…爆豪少年…」
嵐がおさまった。
雄英生徒2人の手を掴み、彼女は糸が切れたように気絶していた。
緑谷「良かった。眠ってるだけみたいだ」
爆豪「ﾁｯそれで、なんなんだこの女はよォ。アンタら知ってんだろ」
相澤「無茶しやがるな。お前らは」
緑谷「す、すみません！！」
相澤「生徒たちに怪我は無いようだが、事情やらは説明してもらうぞホークス」
ホークス「あぁはい。もちろん。その子の名前は天空Aちゃん、先日とある施設から脱走した政府から保護対象とされている子供です。
恐らく…彼女は我々が“あの男”の仲間だと思っているのでしょう
それか……ヒーローを嫌っているか」
オールマイト「ヒーロー嫌う？なぜそう思うんだい？」
燃えた研究所跡地から…出てきたたくさんの絵本
すべてヒーローものの絵本だった。
それを見て彼女がもし長年ヒーローが助けに来るのを待っていたとしたら…
どんな思いで居たのかを考えた。
ホークス「彼女の存在にもっと早く気づけていれば、
彼女をもっとはやく助けられていたら…
彼女はきっと我々ヒーローの手を取ってくれていた」
爆豪くんから少女を受け取った。
年齢にそぐわずやせ細った身体…
手も足も身体中に傷がある。
背中に生えた白い羽も汚れてしまっていた…
もしもっと早くこの子を助けられていたら…ｯ
彼女をこんなに怖がらせなかっただろう
ホークス「…(ｸﾞｯ」
もっとはやければ……。
相澤「…保護対象の子供か。全く恐ろしい個性を持ってるな」
オールマイト「………」
ホークス「おそらくこの子の個性は…」
爆豪「んなもん！気象操作しかねえだろォが！」
オールマイト「いや違う……」
ホークス「？…オールマイト、何か彼女の事知っているんですか？」
オールマイトがゆっくりと近づいてきて、俺の腕で気を失っているこの子を見つめていた。
オールマイト「それだけじゃない……彼女は………」
緑谷「？？」
爆豪「はっきり言えや、オールマイト」
その後、
オールマイトの口から彼女について語られることはなかった。
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ゆずな - この作品めっちゃ好きです！続き待ってます( *´꒳`* ) (12月2日 22時) (
レス) @page14 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新待っています！めっちゃ面白いです ܸ. ̫ .ܸ この小説好きです✨応援しています₍ᐢ.ˬ.ᐢ₎頑張ってください٩꒰｡•◡•｡꒱۶ (2022年6月17日 2時) (レス) id: 9824e2f221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2022年6月12日 22時
