11.目覚める ページ12
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周りにヒーローが居る
赤い羽根の男
根暗なゴーグルの男
私を捕まえようとしている。
せっかく外の世界に出れたんだ…やっと…！叶ったのに
どうして私を連れ戻そうとするの？
私はそんなに生きていちゃいけないの？
ねえ？どうして？
ヒーロー
助けに来てくれなかったくせに！！！
貴｢あぁぁぁあああ！！！！｣
感情の高ぶりのせいなのか、体が熱くて仕方ない
体の内側から焼けるような痛み
熱いよ！！！どうなってるの！？
吹き荒れる水の礫は私の周りに渦を巻いて
雷はヒーローたちを寄せつけない
オールマイト｢待ってくれ2人とも！！危ないぞ！！｣
緑谷｢大丈夫！きっと助けます！｣
爆豪｢邪魔デク！！！｣
緑谷｢彼女…きっと個性がコントロールしきれてないんだ！！かっちゃん、彼女の後をついて、気絶させよう！｣
爆豪｢指図してんじゃねえ！！わーってらぁ！｣
熱と痛みで意識が遠のいていくけど
天気は収まらない
いつもは…施設ではいつもコントロール出来たのに！！！！
やだ…熱い！！！
熱いよ…ッ！！！
貴｢………ｯ｣
ホークス｢ちょっと君たち！危ないって！｣
緑谷｢大丈夫です！僕たちが彼女をおさえます！！｣
相澤｢ったく…｣
薄暗い中で見覚えのある男が見えた
ヒーローのコスチュームを着て、私に向かってくる
あぁ、あいつもヒーローだったんだ
敵なんだ…
あなたも敵だったの？
ヒーローはみんな敵…！！
ヒーローのくせに…私を誰も助けに来なかった！！！
ずっと…ずーっと！待ってたのにｯ…！
誰も来てくれないから私は……外に出たんだｯ…自由になるためにっ！！
爆豪｢おい！！逃げんな！！眼帯女！！！｣
貴｢………｣
爆豪｢よく見ろ！！！これがあの男と同じ目をしてるように見えんのかぁ？！アァ？！｣
貴｢ッ！！！！｣
私の周りを渦巻く風をきって男が見えた
手を伸ばしている
男の言葉に当たりが少しだけ明るく見えた
ヒーローたちの目…
その目はあの男と違う
なんだか優しい目
感情に流されて見えていなかった
彼らが手を伸ばしてくれていたこと
爆豪｢逃げんな！…黙って助けられろや！！！｣
貴「ｯ…！」
緑谷「大丈夫！怖くないよ、僕らは君を助けたいんだ」
爆豪「さっさと手ぇ掴めクソ女」
12.ヒーロー ホークスside→←10.目覚める オールマイトside
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ゆずな - この作品めっちゃ好きです！続き待ってます( *´꒳`* ) (12月2日 22時) (
レス) @page14 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新待っています！めっちゃ面白いです ܸ. ̫ .ܸ この小説好きです✨応援しています₍ᐢ.ˬ.ᐢ₎頑張ってください٩꒰｡•◡•｡꒱۶ (2022年6月17日 2時) (レス) id: 9824e2f221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2022年6月12日 22時
