episode9 ページ10
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貴「悲しいなぁ…アイツがもう少しうまくやれていればボクがわざわざ手をかけることもなかっただろうに」
ボクは自分の顔に飛び散ったアイツの血をペロリと舐めた。
貴「ヒロ…可哀想だなあ」
もう少し、お前が頑張って潜入してるとこ見たかったよ…
お前は立派な警察官だと思うよ、ヒロ
思い出すなぁ…6人でお前が追っかけてた事件の犯人とっつかまえた時のことをさ。
鬼塚教官から呼び出されて、風呂掃除をさせられていたときに
俺たちはヒロから追っている事件のこと半ば無理やり聞き出してよ…
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松田「あー!やめだやめ!
諸伏から言い出すまで待ってくれってゼロが言うから遠慮してたけどやってらんねーぜ!」
中々話そうとしないヒロに松田が声を荒らげた。
松田「お前、自分の親父と母ちゃんを殺した犯人を探してんだろ!?」
諸伏「えぇっ?!」
松田「んでさっきの捜索願いの女の子が、その事件と関係ありそうでモヤッてる…違うか?!」
諸伏「そう…そうなんだけど…ためだ!
これは俺が解決しなきゃならない事件!!
もう誰も巻き込みたくないんだ!また誰かが死んだりしたら…」
松萩伊貴「「「「死なねえよ」」」」
諸伏「!」
伊達「これまで散々…」
松田「危ない橋渡ってきたけどよ」
降谷「6人いれば」
萩原「何とかなったっしょ?」
貴「そうそう、そーゆーこと。だからさぁヒロ」
松田「話しちまいなよヒロの旦那、悪いようにはしねえからよォ」
貴「松田〜それ悪人が言うセリフっぽいぞー」
松田「お前は自分の服装をよく見てから喋れよ!!」
萩原「ははっ!たしかにAちゃん、風呂掃除の格好じゃないなww」
伊達「潔癖症にも程があるぞ」
降谷「サングラスと帽子までつける必要あるのか?」
貴「お前らはバカか?こんな汚ぇ床してるのに空気が汚れてないわけないだろう」
黒いニット帽に黒いサングラス、口元のマスクは2重でつけて、
長袖長ズボン、ビニール手袋を2重
足元の長靴の中もビニール靴下を2重にはいている
これぞ完全防御形態。
そんな俺の姿にみんなは大爆笑
諸伏「ハハハッ!敵わないなぁ
わかった話すよ
今から15年前、俺の中の時計の針を凍てつかせた
あの鉄の匂いが立ちこめる
恐怖の夜を……」
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猫まる(プロフ) - まいかさん» ありコメありがとうございます!なるはやで作成します!! (5月26日 4時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
まいか(プロフ) - 小説の続き読めるの楽しみにまってます! (5月18日 16時) (レス) @page50 id: b41f0359ae (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 翼さん» ありがとうございます!そのお言葉通り精一杯更新させていただきます! (2023年4月16日 16時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - マグさん» ありがとうございます!!これからもぜひよろしくお願いします! (2023年4月16日 16時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。頑張って下さい (2023年4月16日 7時) (レス) @page26 id: aab66ad71f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫まる | 作者ホームページ:
作成日時:2022年5月6日 3時