episode33 ページ34
バーボンside
Brandy…
ジンやベルモットを越える大物…と捉えてもいいだろう。
ジンは言っていた
“殺しに飢えたあの方の駒”だと。
ベルモットは、
“知ってしまったら最後
この世とはさよなら”と言っていた。
ブランデーはそこまでして情報を隠されていなければならない存在なのか…
体格からも男女の区別が出来なかった
声色も変声機によって変えられていたため何も分からない。
なんの情報もない…
しかし、このままにはしていられない。
次の作戦は、日本の公安警察内部に潜入しNOCリストを盗み出すこと
誰が潜入するのか…いつなのか、
その情報は全くないが
ブランデーから我々への指示は、NOCの削除
組織に潜入している潜入捜査官全員の命がかかっている。
なんとしても止めなくては…。
アイツのようにはさせないさ…
そうだろう、ヒロ。
…あの日、お前からのメールを見て急いで駆けつけた時にはもう遅かった。
スマホごと胸を射抜かれたヒロ
その前に立つ…赤井秀一
FBIでありながら、助けられたはずの人間を殺したあの男を俺は許さない。
ヒロの死も決して無駄にはしない…！
バーボン「ブランデー…」
ソイツの正体を暴き
なんとしてもこの作戦を阻止しなくては…。
prrrrrrrrrrr…
バーボン「もしもし…どうした？」
スマホの耳に当て、僕は手元のパソコンの操作を続けた。
電話番号は非通知
だが、その相手が誰なのかはすぐに分かった。
バーボン「この前依頼したもの、できたのか？A」
貴「言っただろ、すぐできるって」
バーボン「早速、送ってくれ」
貴「はいよ」
ﾋﾟｺﾝｯ…
Aから送られてきたデータを確認する。
バーボン「さすがだな」
貴「足りないとこも無さそうだな」
バーボン「あぁ。…それで悪いんだがA
もう1つ頼まれ事をしてくれないか？」
貴「報酬は」
バーボン「そうだな…タバコ1カートンってどうだ？」
貴「2」
バーボン「…はあ…」
貴「んで、内容は？」
バーボン「ここしばらくの公安部の人間の素性を洗ってくほしい。組織の人間が潜んでいる可能性がある」
貴「それはいくらなんでもただの捜査一課の俺には厳しいな」
バーボン「ﾌｯ…ただの捜査一課ではなく天才ハッカーのお前なら、どうだ？」
貴「ﾌｯ…ただし時間は貰うぞ」
バーボン「あぁ、頼む」
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猫まる(プロフ) - まいかさん» ありコメありがとうございます！なるはやで作成します！！ (5月26日 4時) (
レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
まいか(プロフ) - 小説の続き読めるの楽しみにまってます！ (5月18日 16時) (レス) @page50 id: b41f0359ae (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 翼さん» ありがとうございます！そのお言葉通り精一杯更新させていただきます！ (2023年4月16日 16時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - マグさん» ありがとうございます！！これからもぜひよろしくお願いします！ (2023年4月16日 16時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。頑張って下さい (2023年4月16日 7時) (レス) @page26 id: aab66ad71f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2022年5月6日 3時
