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episode15 ページ16

夢主side







目暮「さすがだな、Aくん!早速報告書を作って提出してくれ」



貴「あぁそれは、高木と佐藤ちゃんがやってくれるみたいなんで」



高木「えぇ?!僕達ですか!?」



佐藤「ほんっといい加減に………ってあれ?Aさん?」



目暮「彼ならさっき出ていったぞ…;」



佐藤「んーもう!!」



白鳥「どうせ、どこかでタバコでもふかしてますよ」



千葉「かなりのヘビースモーカーですからね;」



高木「あ!そういえばまだタバコ渡してない!ちょっと探してきます!!」



佐藤「ちょ、ちょっとー!…報告書、どうするのよ…」



目暮「頼んだぞ、佐藤くん」



佐藤「…はーい」







目暮警部のところに顔を出してすぐ、俺は煙草を吸おうと喫煙所に来ていた…が、ポケットから煙草の箱を取り出すと中身は空っぽ…



そういえば…容疑者取り押さえる前に吸ったあの一本が最後だったの忘れた…;



しかたない…屋上行って寝るか…





貴「ふぁ〜…」



高木「いた!Aさーん!!」


 
貴「高木?どしたー?」



高木「あんな綺麗にあの場からいなくなるなんていったいどんなトリックしたんですか…;探しましたよ;」



貴「トリックも何も、普通に抜けたけど。なんだ?俺、報告書は書かないぞ」



高木「これを渡しに来ました!」





屋上についていざ眠ろうとしたとき


息を切らして駆け寄ってきた後輩の高木が

持っていたビニール袋から箱を取り出した。





貴「おっ、よくわかったな。俺のタバコが切れてるって」



高木「佐藤さんがAさんに、と!」



貴「さっすが佐藤ちゃんだなぁ」





俺は煙草を受け取って一本取りだして、火をつけた。





高木「あの…Aさんはどうして警察官になろうと思ったんですか?」



貴「…なんでだと思う?」



高木「あ、いや…」






高木の質問に逆に質問を返すと、高木は申し訳なさそうに顔を下に向けた。


警察官になった理由…



今となっては…なんで警察なんて続けてるのかわかんないよ




俺に与えられた任務は”警察学校に入校すること”で警察官になることじゃなかったからなぁ




でもまあ…ここまでやってきたもんは仕方ないよなぁ







prrrrrrrr…





貴「はい、もしもし…今から?…あー今ちょうど一緒ですけど。はい…了解です…ピッ」



高木「目暮警部からですか?」



貴「あぁ。…高木、行くぞ事件だってよ」



高木「はい!!」

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猫まる(プロフ) - まいかさん» ありコメありがとうございます!なるはやで作成します!! (5月26日 4時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
まいか(プロフ) - 小説の続き読めるの楽しみにまってます! (5月18日 16時) (レス) @page50 id: b41f0359ae (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 翼さん» ありがとうございます!そのお言葉通り精一杯更新させていただきます! (2023年4月16日 16時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - マグさん» ありがとうございます!!これからもぜひよろしくお願いします! (2023年4月16日 16時) (レス) id: a3fc242239 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。頑張って下さい (2023年4月16日 7時) (レス) @page26 id: aab66ad71f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫まる | 作者ホームページ:   
作成日時:2022年5月6日 3時

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