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剣城「やりかねないな…フィフスセクターはAを取り戻そうと必死だ。昨日もAはフィフスセクターに襲われている」
貴「ちょ、それ言わなくていいって言ったよね？」
狩屋「おいおい、また隠し事かよ！？隠し事無しって約束したじゃんか」
貴「1番、あんたに言われたくないわ……;」
三国「A、お前はもう雷門の仲間だ。かけられたら困る…ちゃんとそういうのは相談してくれよな」
神童「そうだぞ。いつから追われていた？」
貴「あー……ここに来てすぐ、くらい、かなぁ…」
いくらAが強く逃げきれていたとしても…相手がどんな手を使ってまた襲ってくるか分からない
俺たちを精神的に追い込み、さらにAを取り返そうと必死な組織に立ち向かっていかなければならない
全員が改めて息を飲んだ。
ただ1人、天馬は困惑した面持ちのまま話を聞いていた
車田「この調子じゃ、俺たちにのってくれた白恋や月山国光も危ねぇぞ！」
影山「廃校とか…潰すとか、そうなると今までの追い風も逆風になるかも……」
神童「逆風か……」
貴「何も心配は要らない。…雷門じゃなきゃこの革命は成功させられない。…みんな、フィフスを大きく動揺させるほど強くなったってことだしね。」
Aは落ち込む俺たちに励ましの言葉をかける。
その言葉で全員が奮えた
貴「天馬、あなたが吹かせた風よ。このまま突き進んじゃいましょうよ。天馬？」
天馬は、浮かない顔をしていた
松風「俺たちが戦い続ければまた…ほかの学校が廃校になるんじゃないでしょうか」
貴「私が力になるわ。みんなは試合に勝って革命を成功さることに集中すればいい」
松風「でもAも！！…この戦いが続けばAはずっとフィフスセクターに追われちゃうんでしょ！！」
貴「そうかもね、でも関係ないでしょそんなの？私は大丈夫」
松風「強がらないでよ！！！Aずっと辛い思いしてたのに…Aはもうサッカーを楽しんでいいんだ！なのに…フィフスセクターに追われて、怪我でもしたら円堂監督もみんな悲しむよ！」
貴「あなたはサッカーを楽しむためフィフスセクターに立ち向かった。誰も逆らわなかった歴史の中で革命の狼煙をあげた…私の事なんていい、みんなが大好きなサッカーを取り戻そうよみんなでさ」
松風「でも……ごめんなさい！」
天馬は部室を飛び出した
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月3日 17時
