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神童side
今日は次の試合
新雲学園に向けての作戦会議を練っているところだ
神童「新雲学園は全てを兼ね備えたパーフェクトプレイヤー。戦術面、個人技、優れたチームだと評価されている。」
浜野「ちゅーか結局ここも、フィフスセクターの支配下ってわけよね？」
神童「あぁ…残念ながらそうだ」
倉間「そんなの分かりきってることだろ。行く道は行くしかねーっての」
その倉間の言葉に1年の天馬と信介、影山が目を輝かせた。
倉間「な、なんだよ…;」
松風「そうですよね！行く道は行くしかないですよね！！」
西園「そーいうの、すごくかっこいいです！！」
倉間「っるせーな！！」
神童「それじゃあ、今日の練習メニューは対新雲学園に絞って______」
俺がそう言いかけた時だった
部室の扉がウィーーン、と開き
慌てた様子の一乃と青山が入ってきた
一乃「大変です！！フィフスセクターが__！！！」
その言葉に1番反応を示したのはAだった
顔色を変えて、ドンと立ち上がった
青山「フィフスセクターが……“実力行使”に出たんです！！！」
松風「実力行使…？」
貴「まさかっ…！…春姉！パソコン貸して！！」
音無「え？！ええ！もちろん！」
狩屋「ちょっとちょっと…そんな血相変えてどうしたんだよ？」
Aは音無先生からパソコンを受け取ると
ポケットから何かのUSBを取り出してそのパソコンへと差し込んで
パソコンをカタカタと操作をし始めた
貴「…そういう事ね…」
霧野「どうしたんだ？A」
貴「みなさん…これを見てください」
Aがモニターに写し出した写真は
俺たちが今まで戦って勝ってきた学校の数々…
そして、廃校となるリストが映し出されていた
貴「みんなが勝ち進むことでフィフスに歯向かう学校がでてきたのは知ってると思うけれど…今回、フィフスはその学校を廃校にしていってるようだわ…
なんて大袈裟に焦っているのかしらね
雷門に圧をかけているつもりだわ」
錦「見せしめってことぜよ」
水鳥「酷いことするじゃねーか！！」
青山「…廃校にされた生徒たちの中には雷門を逆恨みしてる奴もいるって」
霧野「俺たちに賛同した結果、学校が無くなるんじゃ恨みたくもなるだろうな」
速水「それにフィフスセクターは…要であるAさんを失ってますからね…」
浜野「そりゃ怒るわな」
松風「そんな……！！」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月3日 17時
