93 ページ44
松風side
松風「A、心配だね剣城」
俺と円堂監督が話しているのを実は聞いてた剣城に声をかけた。
剣城はなんで俺に聞くんだ、と言いながら靴紐をむすんだ。
すごい心配なくせに〜！
病院で剣城からAがゴッドエデンを出たあともフィフスセクターを抜けずに俺たちと居たって聞いた時
最初はまた騙された…って思ったけど
Aは抜けたくても抜けられない事情があって
俺たちとサッカーしてる時は、ずっと複雑な気持ちでいたんだって
そう考えたら…気づいてあげられなかったのが悔しかった。
でもAが俺たちのことをちゃんと仲間だと思ってくれてたんだなって嬉しかった！
そうじゃなかったら…
新雲学園戦の時もあんな辛い表情しなかったはずだもん！
松風「Aと本気でサッカーしたい！」
剣城「…そうだな」
松風「きっと大丈夫！なんとかなるさ！」
剣城「ﾌｯ」
松風「円堂さん達ともちゃんと向き合えるといいな！」
円堂「試合始めるぞ！ポジションにつけ！」
円堂さんの掛け声で俺たちはポジションに着いた。
相手はイナズマジャパンの皆さん！
GKに立向居さん
DFに風丸さん、壁山さん、飛鷹さん、綱海さん
MFに鬼道コーチ、不動さん、緑川さん
FWにヒロトさん、吹雪さん、佐久間さん
なんだかすごいメンバーに緊張するし…
それよりも、自分がキャプテンって事に不安だよ…
松風「なんとかなるさ…！よし！頑張るぞ！」
＿＿＿試合開始だ！！
やっぱり上手くいかない…！
パスの指示が遅くてボールを取られてしまったり、
全体がまだ見えてなくて上手くいかなかったり
そんなことばっかりだ…
不動「どうした？攻めてこい！」
松風「狩屋！錦先輩にパスだ！」
不動「甘い！」
錦「ぬ？！」
霧野「天馬、今のは浜野ががら空きだったぞ。もっと全体をよく見るんだ！」
松風「は、はい！！」
ボールはカットされてしまい、シュートを決められてしまう。
試合後、
みんな個々にアドバイスを貰ったり個人練習に付き合ってもらっていた。
ヒロト「天馬くん、大丈夫かい？これ飲んで少し休憩しよう」
松風「ヒロトさん！…ありがとうございます！」
ヒロト「最初は上手くいかないものさ^^」
松風「そう、ですよね……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月3日 17時
