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松風side
神童先輩もAの居ないまま迎えた翌日。
秋姉は夜からずっとAの所に行ってるみたい。
音無先生や鬼道監督は、
Aの所からわざわざ俺たちの練習のために来てくれていた。
でも、みんないまいち練習に身が入ってなかった。
西園「キャプテンもAも居ないのに僕達決勝戦…勝てるのかな…」
そんな不安を抱えたまま練習が終わった。
ー次の日
怪我して試合に出られないキャプテンのためにも俺たちが頑張らなくちゃいけないんだ！
Aが笑顔で帰って来れるように、ちゃんとしなきゃ！
西園「天馬！おはよ！」
松風「おはよう信助！一緒にいこう！」
俺は信助と一緒にいつものように部室へ入った。
そして、いつものように続々と来る先輩たちに大きな声で挨拶をした。
いつも通り！
キャプテンが築いてくれたチームの雰囲気を崩しちゃダメだ！
「「おはようございます！！」」
そして、ウィーン…と扉が空いて
僕も信助も振り返って挨拶をすると
そこに立って居たのは…
松風「円堂監督！！！」
円堂「久しぶりだな、みんな」
円堂監督が帰ってきた！
フィフスセクターの養成施設の調査を終えて、レジスタンス本部に報告した
いずれ、フィフスセクターのやってきたことが明らかになるだろう
と話をした。
円堂「お前たちに提案がある！
神童のことは聞いた…残念だ。だがここで立ち止まる訳には行かない。
そこで、決勝に出られない神童の代わりに新しいキャプテンを任命したいと思う」
影山「新しい、キャプテン？」
円堂「そうだ。新しいキャプテンは…
＿＿＿松風天馬！お前がキャプテンだ」
松風「えっ…えっ？…えぇぇぇえええ？？！？！」
円堂「天馬。
神童もぜひお前にやってもらいたいと言っている」
松風「キャプテンが？！」
三国「いいんじゃないか！俺たちが本当のサッカーを見失わずに済んだのは、お前のおかげだ。お前がみんなの心に革命と言う名の風を吹かせてくれたんだ
お前なら必ずできる」
松風「で、でも…」
みんなが俺の背中を押してくれるようだった
西園「天馬！“なんとかなる”だろ！」
空野「“なんとかなる”だよね？」
松風「信助…葵…！
わかりました！俺、キャプテンやります！」
円堂「よし！それじゃあ全員グラウンドに集合だ！」
「「「はい！！」」」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月3日 17時
