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音無side
「円堂！お前ら、久しぶりだな！」
「心配でいてもたってもいられないさ！」
「仕事投げ出して来てるからね^^;」
円堂「綱海！それに、ヒロト！緑川！」
鬼道「わざわざすまんな」
綱海「いいってことよ！それより、こいつの顔が見たかったんだって」
ヒロト「A…」
立向居「…大丈夫でしょうか…」
レジスタンス本部にあのころのイナズマジャパンが揃っていた。
綱海さんや基山さん、緑川さんに立向居くん…
夏未さんや秋さんも…
みんながAちゃんの眠っているベッドに集まっている。
こんな形でAちゃんと再開なんて…
なんだか悔しい。
フィフスセクターを調べれば調べるほど、Aを苦しめている原因が私たちにあるのだと思い知らされる。
円堂「みんな。俺たちはAの苦しみを終わらせる。…そのために協力してくれ」
ヒロト「もちろんさ、円堂くん」
緑川「断る理由がないよ。」
綱海「でもよ！どうやって助けるっつーんだ？フィフスセクターに乗り込むってか？！」
風丸「おいおい、そんなことしたら大変なことになるぞ;」
鬼道「ﾌｯ…そうだ、俺たちは直接フィフスセクターを戦うことは出来ない。だからこそ…」
不動「ホーリーロードを利用する」
みんなが話し合ってる間、
私と夏未さん、秋さんの3人でAちゃんの様子を見ていた。
Aちゃんは時々うなされていて、
私はタオルで額につたう汗を拭った。
木野「どんな夢を見てるのかしら」
音無「ずっと辛いことばっかり…私、もう全部終わるまでAちゃんは眠ったままでいたらいいなって思うんです」
夏未「…」
酷すぎるよ…
どうしてこんなにAちゃんは苦しまなきゃいけなかったの？って
何度も何度も思った。
目が覚めても…苦しい現実ばっかりで
それなら私たちがホーリーロードで決着がつくまで眠っていれば
また新しく生きられるんじゃないかって。
私たちとまた、一緒に居られるんじゃないかって。
夏未「…それじゃあダメよ。」
音無「でも…苦しそうなAちゃんを見るのは…」
木野「Aちゃんなら大丈夫。今までは1人で寂しい思いをさせちゃってたけど、今は私たちがそばに居てあげられる」
夏未「それに今は…
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月3日 17時
