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松風side
松風「A！…フィフスセクターから逃げてきたって言ってたけど、大丈夫なの？」
西園「そうそう！Aみたいなすごいシードが抜けたら怒るんじゃ、、？」
貴「…まあ、そうかもね？」
Aは苦笑いをした。
そういえば、、Aのことをこんなにまじまじと見るのは初めてだ……
リンに変装してたときももちろん女子みたいに綺麗だと思ったけど
今はなんか、前より何倍も綺麗！
左右の目の色が違うのもなんかカッコイイ！！
貴「私のこと全部信じろって言うのは難しいと思うし…私を仲間に入れるかどうかはみんなの判断に任せるよ…もともと敵対組織の人間だしね…」
影山「そんなことないです！僕はAさんとまたサッカーできるんだって思ったらもうワクワクしてきましたよ！！」
西園「僕も僕も！リンもAも一緒だよ！サッカー大好きな人に悪い人はいない！だよね？天馬！」
松風「え、あ、もちろんだよ！！Aはこれからもずっと俺たちの仲間だよ！」
俺たちの言葉にAは泣いていた
その涙に嘘はないってその時確信したんだ
三国先輩たちや神童先輩たちも最初はみんな疑ってたりしたけど…
日を重ねるごとに
本当の姿になったAと一緒に過ごしてくうちに
打ち解けて行ったんだ！！
貴「ちょっといいですか？練習のメニューなんですけど…」
貴「天馬！ディフェンス甘すぎ！練習だからって手を抜くなー」
貴「シュート前に変な予備動作が入ってるからカットされるんです。ただ、先輩は体幹は強いので違うモーションからシュート体制に入れば決定率は格段に上がるはずですよ！例えば...___」
Aの言葉は全部的確だし、みんな自然と受け入れられたんだ
Aはすごい！やっぱりフィフスセクターの最強って呼ばれてただけあるよ！！
貴「ちょっと天馬…なにニヤニヤしてんの…練習集中してよ」
松風「ごめんごめん！Aが馴染んでて嬉しくて！」
貴「キモイんですけどぉー」
松風「ひどいA！俺は素直に嬉しかっただけなのにー！」
貴「はいはい、練習練習」
Aがいればきっとこの先強い敵にも勝てる気がする！
最強の味方がきたぁー！って大声で叫びたいよ、おれ！
剣城とAもすっかりまた仲良しになったんだ！
ちょっと羨ましい……
松風「A！サッカーやろうぜ！」
貴「もう充分やってるよー」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月3日 17時
