【イナGO】魅惑の少女＿Ⅱ (ページ25)

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イシドside

千宮路「ﾌｯ…新雲学園は遂に雨宮太陽くんを出してきましたか」

私の横に立つ人物こそが

こねフィフスセクターの創設者、千宮路大悟である。

我々は彼がAを使って雨宮を試合に出す後押しをしていたことを知っている。

千宮路「ここで雷門に勝てば、選挙の表は全てイシドさんのもの

次も聖帝に決まりです。負けられませんね」

彼こそがAの心を掌握し、操っていた張本人。

千宮路「イシドさん、あなたを聖帝にしたのはこの私です。私の代わりにサッカーを管理してくれる存在としてね

その地位を守って頂かないと困ります」

イシド「分かっています」

フィールドには雷門と新雲の選手がポジションにつき。まもなく試合が始まろうとしていた。

その中には

Aの姿もあった。

だが、ここからでも分かる

Aの様子が明らかに違っているようだ。

そんなAを見ながら、彼は微笑んだ。

千宮路「彼女もまたフィフスセクターの人間だった(・・・)者として戦う義務がある。負けられませんね、Aさん」

Aは事実上、フィフスセクターを抜け雷門の一員となっている。

しかし…それは建前に過ぎないとも我々は知っている。

Aは千宮路大悟から逃れることも出来ず
助けも求められず

たった1人で自分と戦っているのだから。

そして、ホイッスルと観客の大歓声によって

戦いの火蓋が切って落とされた。