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雨宮side
ここ最近
今まで週に１回しか会いに来てくれなかったAが週に3回も会いに来てくれるんだ！
Aはね
実は俺の初恋なんだ！
サッカーもすごい上手くて負けたことないって言ってて
みんなから怖がられる。
でも俺にはそんなAが
なんか色んなものを抱えて悩んでるように見えるんだ。
だから俺はそんなAを守れるようになりたい！
Aが俺に心を許してくれたらいいなって
全部俺に受け止めらさせてほしいなって。
Aの心の拠り所が俺であって欲しい。
貴「太陽と話してるとやっぱり楽しいよ」
雨宮「じゃあ今日泊まる？」
貴「泊まらないよ^^」
雨宮「Aのケチー！俺とずっと一緒に居てよー」
貴「病気治したらね」
雨宮「病気治したら一緒に居ていいの？！」
貴「ん？だってどうせサッカーでしょう？太陽って天馬みたいにサッカーバカだから」
とか言って俺のベッドに座りながら買ってきたアイスを食べはじめた。
そういう意味じゃないんだけど……Aさん。
貴「太陽、試合…楽しみなのはいいけど聖帝とは話したの？」
雨宮「んー…この前お見舞いに来てくれたんだけど、退院許可が出たら考えるってさ」
貴「そっか…やっぱり1番は太陽の体が大事だからね」
雨宮「でも俺…次の試合は絶対出るから！サッカーだけが僕の命を繋いでるんだ…辛くてもグラウンドにいる、間だけら全部忘れられた…。
俺、絶対試合でるから。A、一緒にサッカーやろう！約束！」
俺が小指を見せると
Aはふわっと笑って自分の小指を絡めた。
Aとサッカーをするんだ。
絶対に。
貴「太陽。それじゃあグラウンドで会おうね」
雨宮「うん！」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月3日 17時
