第5話 ページ6
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貴「はい、そこまで」
越前「…もう終わったけどね」
貴「僕、先輩なんだけど」
越前「へぇ」
なんだコイツ！！
めっちゃ生意気じゃん…！！
フツフツと込み上げてくる怒りを抑えながら
手塚さんからの伝言を伝える
菊丸「えええ！？俺達も！？」
貴「はい」
菊丸「俺達なんもしてないじゃん！」
海堂「いいトレーニングになるからとか嬉しそうにすんじゃねえよ」
貴「嬉しい？え？とんでもない。僕がそんな酷なこと言うわけないじゃん？」
乾「…これ以上口出すと筋トレ追加するぞ、と心の中で言っている確率100パーセント」
河村「それは勘弁！！」
貴「レギュラー陣は10分以内に走り終わってくださいね？^黒^」
不二「ふふっ…」
大石「こりゃ大変;」
全員が走ってる間に、人数分のタオルや
大きいジャグの用意をしておく。
僕の言った通り、レギュラー陣たちは10分以内にノルマをクリア……
いや、もう一人いたわ。
生意気な新入生、越前リョーマ。
荒い息を整えながら同士を目深に被り直している。
僕がみているのに気づくと、決めゼリフなのかなんなのか
「まだまだだね」
そうドヤ顔してきた。
つくづく僕とは相性が悪そうだ…。
だが、…立場的に毛嫌いしていてはだめだ
貴「おい」
越前「おい、って名前じゃないんすけど」
貴「レギュラーに食らいついて来たのはいいが…走り方に無駄が多い。練習終わりにプリント渡すから走り方のフォームを見直せ」
そう言ってタオルとドリンクを渡すと
汗を拭いながら真面目に話を聞いてくれた
どうやら話はちゃんと聞けるらしいな。
越前「てかさ……誰？」
貴「はぁ…僕はマネージャーの神風Aだ。部の一員になるなら、僕のアドバイスは必ず実行すること、強くなりたきゃな」
越前「なにそれ…。でも…アンタの見る目ありそうだし」
貴「はぁ？お前はどこまで生意気なんだよ。そろそろ殴るぞ」
越前「怖っ」
貴「……お前とは仲良くやって行ける自信がねえわ」
越前「なんだ、気が合うね」
貴「(コイツｯ…………いつか泣かせてやる)」
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moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しいです。待ってます。 (2020年7月1日 20時) (
レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2020年5月24日 21時
