【テニプリ】我らが優秀すぎるマネージャー【男主】 (ページ16)

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第15話ページ16

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貴「え？…今、なんと？」

竜崎「さっき2人に言われてな。全く何を考えてるのやら」

貴「うわ…」

地区大会当日の朝
僕は竜崎先生からのオーダー表を見て驚いた。

だって……

桃と越前がダブルスだよ？

いや、無理だろ。

海堂とどっちかを合わせるのも無理だけど…
お前ら2人も無理だろ。

とにかく海堂含め3人はダブルスの経験もほぼゼロだし…

なんかもう初戦から絶望の予感しかないわ。

竜崎「まぁ本人たちの希望だからね。何とかするんじゃろ。さて、私はオーダーを提出してくるよ」

貴「…分かりました。軽く準備運動させておきます」

竜崎「頼んだよ」

貴「レギュラー陣、集合してください。それじゃあ今日の対玉林戦のオーダーを発表します。

ダブルス2 越前、桃
ダブルス1 大石先輩、英二先輩
シングルス3 海堂
シングルス2 タカさん
シングルス1 不二先輩

以上…各自軽くアップを取ってください。」

桃城「よぉし、越前。いっちょやってやるか」

越前「そうっすね」

貴「おいそこのお二人さん」

桃/越「「…うす」」

貴「わかってると思うけど……頼むよ？＾＾(黒笑」

桃城「だ、だいじょーぶだって！！！な？越前！」

越前「う、うっす！！！」

貴「恥ずかしい試合したら、ペナルティね」

僕は初戦オーダーで1番心配な2人に釘をさして、
試合のあるコートの方へ向かった。

一体何考えてるんだか…はぁ…不安でしかない…。

「Aくーん！」

貴「！…なんだ杏ちゃんか。久しぶり」

杏「久しぶり＾＾ずっとストリート来ないから心配したよ」

彼女は橘杏ちゃん。
ストリートテニスコートで出会ってよく話していた。

杏ちゃんの兄は橘桔平、九州二翼と呼ばれた1人…そして今は不動峰中の部長ね。

今年は僕達青学と不動峰が恐らくこの予選を突破する。

僕も不動峰のデータはあまりないから…かなり厳しい試合になるかもしれない。

杏「所で、あの二人がダブルスって大丈夫なよ？ふふっ」

貴「知らないよ…2人が希望したらしいけど」

杏「やっぱりね。この前の試合が相当来たんでしょうね」

貴「この前の試合って、なに」

杏「ストリートで玉林の泉・布川ペアと戦ってぼろ負けしちゃったのよ。個人技は凄かったんだけどね」

貴「そういう事か…。」

2人が希望した理由って…

その玉林の泉・布川ペアにリベンジしたいってことなわけか…。