お借りした衣装 ページ7
-
｢佐久間くん！お待たせしましたー！｣
佐久間｢はーい。おっ！ふふ笑｣
｢なんで笑うのー｣
向井｢だぼってるやん笑｣
目黒｢玲奈ってほんと小さいな｣
｢ズボンの裾は織り込んで履く予定の靴に入れちゃえば大丈夫！ジャケットも同じようにして落ちてこないようにするもん！｣
佐久間｢中のシャツも織り込むしかないな｣
｢うん。ねぇねぇこの首のやつってこれでいいの？｣
佐久間｢うん。これでいいよ。やっぱりもう消えたな笑｣
｢なぁっ！き、消えていいし！｣
目黒｢何が何がー？｣
向井｢気になるんやけどーー｣
｢なんもない！これでバク転できるかってことだよね？｣
佐久間｢そうだな｣
｢行くよ！｣
佐久間｢ちょちょ｣
｢ん？｣
佐久間｢俺が立つ場所あたりでバク転しろよ｣
｢なんで？｣
佐久間｢とりあえず｣
｢まぁいっか。いきまーす！｣
目黒｢めっちゃ勢いよく走るじゃん｣
向井｢綺麗に走るな〜｣
｢とりゃー！｣
佐久間｢お前やばい｣
｢きゃっ！｣
佐久間｢ったく！馬鹿か！｣
ｺﾞﾂﾝ
｢いったーー。頭で頭をどつかないでよ｣
佐久間｢お前な…｣
目黒｢ナイスフォロー｣
向井｢あせったわ…｣
｢裾が長すぎただけだもん！｣
佐久間｢それが一番の問題だろ！裾ですべってコケて骨折とかしたらどーすんだよ。お前がちゃんと俺がいるところで飛んだのは偉かったけど｣
｢ごめんなさい…｣
佐久間｢あ？なんて？？助けてくれて｣
｢ありがとうございます…｣
佐久間｢はい。よろしい｣
向井｢無理やり言い直させた笑｣
目黒｢お兄ちゃんに怒られて拗ねるやつじゃん笑｣
｢ジャケットは折りたくない｣
佐久間｢んじゃちょっと捲り上げる感じで。俺に向かって逆立ちしてみろ｣
｢はーい。いくよ？｣
佐久間｢おっけ。あっ、ちょっと待った｣
｢ん？｣
佐久間｢めめとこーじでが支えてくれない？｣
目黒｢俺っすか？！｣
向井｢俺も？！｣
佐久間｢ジャケットのところ見たいから2人で持ってて欲しい｣
目黒｢分かりました｣
向井｢おっけー！｣
｢んじゃいきますね｣
目黒｢おぅ｣
｢よっいしょっと｣
佐久間｢そのまんまキープできるまでキープして顔は下げるなよ。頭血回っちゃうから｣
｢うん｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：恋奈 | 作成日時：2020年6月10日 21時
